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2 いきなり二人きり

 あっという間に一週間が過ぎ、瑞穂の友達に会うことになった。

会う場所は瑞穂の家。

(いや、男を家に入れていいのか!?)

俺は断ったけど友達側がどうしても瑞穂の家がいいと言っていたみたいでこうなったが…緊張する。

 門を開けてもらってドアの方へ進む。チャイムを鳴らそうとしたら、

「三井さんっ!」

ドアがバッっと開いて、瑞穂が飛び出す。

「おわっ!?」

勢い良く抱きしめられた。

「待っていました!」

無邪気すぎて笑ってしまった。

「いつもより元気だな」

「だって、好きな人に二人も会えるのですよ!起きてからずっとそわそわして落ち着かなかったです!」

そう言う瑞穂の顔は笑顔で本当にうれしそうだ。

「そういう素直なところ、好きだよ」

「すっ…!?」

わかりやすく照れるので笑って肩をぽんぽんと叩いておいた。


 家の中に入れてもらって瑞穂の後ろについて行く。

「どこに行くんだ?」

「私の部屋に案内しますよ」

「いきなり!?」

まだ友達も来ていないのにいいのか?男と二人きりは良くないぞ!?と、言ってやりたいが伝わらないくらいピュアな子なので言えない。

(俺が手を出さなければセーフだし!)

彼女の安全は俺次第なのだ。俺は何もしないぞ。

「ここです」

瑞穂がドアを開く。

「本当にいいのか?」

「??私はいいですけど…嫌でしたか?」

(嫌ではないのだが…)

目の前になって気が引けてきた。

「遠慮せずどうぞ」

笑顔で言われてしまったので一歩踏み入れる。

「お邪魔します…」

数歩入ればそれはもう女子らしい空間が広がった。

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