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6 変わってしまった私

 あたしが変わってしまったのはいつだろう…なんて問うまでもなくわかってる。

家族や弟に迷惑をかけ続けて数年。時間が戻せるなら今すぐにでも戻りたい。あたしが変わってしまったのは…


 私は、三井財閥の後継ぎとして努力を欠かさない。成績は常に一位を保持。礼儀作法をしっかり身に着け、誇りを持って生活している。

 私は今年から中学生。そろそろ誰かとお付き合いを始めて結婚相手を見つけたい。

(焦る必要はないけれど、今後のために…!)

入学初日から周りを見渡して自分にあった人がいないか探していた。


「三井さん、好きです。付き合ってください!」

 数か月が経ち、一人の男子生徒に告白された。

(悪い人ではないし…いいかも)

「はい。よろしくお願いします」

人生で初めて恋人ができました。


 学校では常に傍にいて、デートなどをして思い出をたくさん作ってきた。

 数か月が経ち、ついに彼を家に招き入れた。

「ねぇ、彼氏を家に入れたってことはいいんだよね?」

「え、何が…?」

肩を掴まれて押し倒される。

「まだわからない?」

「ごめんなさい…何もわからないです」

彼がにっこり笑う。

「じゃあ、教えてあげるよ」

彼の目つきが変わる。わからなくて少し怖い。

 私は彼にされるがまま、言われるままになっていた。説明してくれるけど、うまく聞き取れない。彼の身体が触れるたび、私の身体が彼を求める。なぜこんなことをするかわからなけれど、そんなこと考えられないくらい不思議な気分になっていた。

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