表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/549

2 ドレス

「瑞穂、参加できるみたいだ」

「本当ですか!!」

 次の日、俺が返事の手紙を差し出すと瑞穂が満面の笑みで受け取った。

「嬉しいです…嬉しいです本当に!」

手紙を愛おしそうに眺める瑞穂。

「私、昨日もどんな服を着るか悩んでいました。決まったならもっと真剣に考えないとですね」

「俺は服があまりないから悩むこともないな」

自分が着たいと思う服が数着しかないのでその中から選ぶだけだ。

「三井さんは、私がどんな服を着ていたらいいとかありますか?」

「え…」

正直何を着ていようが気にしないのだが…それは女性的に嫌なのかもしれない。

「あまり豪華な服は着てほしくないかな。動きにくくなるだろうし」

「ほかには?」

「え、ほかには…ごめん。あんま希望はない」

ギブアップだった。

「わかりました…いい姿が見せられるようにまた考えてみます!」

瑞穂には申し訳ないけど、彼女ならきっと素敵な姿を見せてくれると信じた。


(瑞穂のドレス姿か…)

授業中、ふと考えた。

 瑞穂は美人なので何でも似合うと思うけど、ドレスは特に似合いそうだ。

(瑞穂の制服以外の姿、気になるな…)

俺は頬杖をついて瑞穂を見つめた。

 すると、後ろから背中をつつかれた。

「何見てんだよ」

小声で後ろの席の男子に言われた。

「なんでもない」

俺は姿勢を正して授業に戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ