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8 瑞穂の友達

「おはようございます」

 次の日、瑞穂は弥生に話しかけていた。

(うまくいくかな〜)

俺は、二人のやりとりを見つめた。

「お、おはよう」

「…」

しばらく瑞穂は弥生を見つめた。どうしたんだろう。

「何かついてます?」

「え?何もついてないですけど?」

目を見開いて瑞穂が言った。

「じゃあどうして見ているんですか?」

「その…」

瑞穂の目が泳ぐ。

「お、お友達になれないかなって…」

顔を赤くして目を伏せがちに言った。

(頑張れ!)

俺も拳を握りしめて見守った。

「も、もちろんですよ」

「本当ですか!?」

ぐっと身を乗り出してうれしそうな声を上げる瑞穂。

「むしろ、私でいいの?」

「本当は、話してみたかったんです。でも、勇気が出なくて。三井さんに背中を押されて…その…」

「わかった。これからよろしくね」

弥生がそっと手を差し出した。

「…!はい!」

瑞穂がやさしく握り返した。

(良かった…)

瑞穂に友達ができて俺も嬉しくなった。

(って、俺は親か!)

心の中で自分にツッコんだ。

「三井さん、なんでずっと安田さんと弥生さん見てるの?」

「え!?」

女子に話しかけられた。

「瑞穂に友達ができたみたいだから」

「何それ」

女子に可笑しそうに笑われた。

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