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100ml戦記  作者: TsukiAkari
1/4

初投稿です。

温かい目で見ていただければ幸いです。

夢を見ていた。

小さい頃の記憶。


近所の友人とチャンバラごっこで遊ぶ夢。


「ガギーン!よく我が剣を受け止めたな!」

友人が楽しそうにさけぶ。

僕は両手に持っていた二本の刀で剣を受けとめ、はじく。

そして、次の剣をしゃがんでよけ、反動を利用して相手に近づく。


当時僕らの間で流行っていたアニメのキャラクター"武蔵丸"の必殺技をさけぶ。


「日向二刀流!風竜閃!」


「ぐわぁ!!またやられたーー!!」

後ろに飛びながらさけぶ友人は、やられながらも笑みをうかべていた。



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目が覚めると、いつもの日常だった。

なつかしい夢を見たな。と不意に笑みがこぼれる。

中学まではよく遊んでいた友人とも、高校では進路が分かれ、遊ぶ機会も

ほとんどなくなってしまっていた。彼は元気でやっているだろうか。


大学入学を機に地元を離れてから、小さい頃よく遊んでた友人たちとも

なかなか会う機会が減ってしまった。入学してからもう1年経つが、まだ帰省もしていない。

今年の夏は地元に帰ろうか。などと思いを巡らせる。


朝食のパンと卵を焼きながら、そんなことを考えていると

マンションのチャイム音が鳴った。

モニターを覗くと荷物を持った若い男性。どうやら宅配便らしい。


荷物を受け取り、中を見ると見たこともない材質の小さな小瓶が入っていた。

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