プロローグ<辞職届>
「…………ちっ、またかよ」
と、ラルドは悪態をつく。
「はぁ……」
と、タンザナイトは大きな溜息を着き、その場に座り込む。
「まじで……辞めて貰えませんかね……百十八子神……幻の119番目…………原子神アストルカ様」
と、目の前の、白髪赤眼の男子……そう、男子に向けて言った。
「うるさいな……僕の玩具なんだから喜べよ、面倒臭い」
と、傲慢な態度でものをいうアストルカに、タンザナイト達は(なんやこいつ……)とでも思ってそうな程に、顔を歪める。
「…………はぁ、一々煩い奴だなぁ……」
そう言った後に、『グシャリ』と、まるで骨がひしゃげるかのような……いや、まさにそんな音がした。
タンザナイト達は肉体がひしゃげ、グチャグチャになった。
ちなみに日常茶飯事である。
その後、また元に戻される。
「痛いですよ……」
と、一応敬語で取り繕うタンザナイトに比べ、
「ちっ……」
と、ラルドは悪態をつき続ける。
「もういいや……それと、君達はさ……もしかして辞めれるとでも思ってるのかな?」
と、ブラック企業さながらの、別の意味で社会のゴミ的発言をする。
「「ああ、勿論」」
と、タンザナイトとラルドは声を揃えて言う。
そして…………ラルドは異能を用いて……
「僕の契約を劣化させたの?玩具の癖に……ふざけるなよ」
と、ギロリと、睨みつけるが、そんな事でラルドは止まらない。ひたすら異能を使い……破壊した。
「じゃあ、お疲れ様でした(笑)」
と、ラルドが。
「一生関わりたくねえよ」
と、隠さずタンザナイトが言いのけたのだった
<=======>
「…………さて、何しようかな…」
と、元の世界に戻る。元の世界……とは言っても、ここはまた別の世界であるのだが。
「帰ろうか……現実世界にさ。こんな原子神が作ったハゲみたいな世界から出たいし」
と、タンザナイトが言った。
そして、それに同調してラルドも言った。
「そうだなぁー、帰ろうか」
と言い、彼等はアストルカに渡されていたワープ装置を使い、元の世界へと帰った。
「「ワープ装置だけは感謝してやるぜ」」
と、ラルドとタンザナイトは吐き捨てるように言った。
次回から、第1章です!頑張ります