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報復



父の訃報は突然だった。

パティに食事の買い出しを頼み、また傷を休める為一眠りすると外は明るくなっていた。丸一日寝ていた様だった。私が寝ている間に帰ってきていたパティの手にあった昨日の新聞の一面にはこうあった、


号外! ドン・リナルディ死亡! 暗殺か!

 リナルディファミリーのドン、リベルト・リナルディの遺体が刑務所の壁の前で発見された。

遺体は首から上だけで、胴体は見つかっていない。遺体近くの壁には血文字で

「この男を刑務所に!」

と書かれていた。二日前のリナルディ家での襲撃事件では妻のラウラ・マリーノも殺されている。また構成員の遺体も多数見つかっているとの情報もある。マフィア同士の抗争が発端であるのは間違い無いだろう。リベルト・リナルディが経営する「リナルディ海運会社」では…


それ以上は頭に入って来なかった。新聞には頭だけになった父の写真が掲載されていた。

分かっていた。父は殺されているだろうと。だが、こんな仕打ちは…悲しみと共に怒りが溢れ出す。震える手で新聞を握りしめる。許せない。断じて許せない。父は確かに悪党だったかもしれない。だが、私を、家族を愛していた。家では優しい一人の父親だった。罪によって裁かれることはあってもおかしいとは思わない。だが、これは、これだけは間違っている。そう感じ、心が打ち震える。悔し涙が頬を濡らす。

「リ、リリィ…どうしたの」

「………」

パティが恐る恐る声をかけてくるが、返事は出来なかった。

「リ、リリィ、大丈夫? すごい怖い顔してる…」

「ごめんパティ…今は放っておいて…」

「それ…リリィのパパなの?」

「………」

「パパが死んじゃうと辛いよね、私も」

「放っておいて!!!」

 布団を被って壁の方を向く。

最低だ。私は。パティに八つ当たりするなんて。けど、この気持ちをどうすればいい。この悲しみを、この怒りを。くそっ! くそっ!! 感情を制御できない。私は前と変わらず無力だ。

ただ泣いているばかりで何もできない。

「ごめんね。リリィ…」

パティはか細い声でそう言った。

「…パパとママ死んじゃうと辛いよね…」

………何を言って…まさかパティの両親も?

「パパとママは私のこといっぱい蹴ったり、殴ったりしたけど、優しい時も沢山あって。大好きだった」

 返す言葉が見つからなかった。

「でも借金いっぱいで、ある日、怖いおじさん達に連れてかれて殺されちゃったんだ」

 私は被っていた布団から顔を出す。

「…パティは、その後どうしたの?」

「一人になっちゃって、ずっと寂しかったけど、リッキーとマチルダが友達になろうよって言ってくれたの! すごく嬉しかった!」

「…そうだったんだ」

 今まであえて触れないようにしてきたのだが、リッキーとマチルダについてパティに何か言うことはしないと私はこの時決めた。

「で! 三人で話し合って決めたの」

「何を?」

「パパとママを殺したおじさん達を皆殺しちゃおうって」

「え…」

 やはりこの子はどこかおかしい。そんなことできる訳…

「だって悪い人たちだもん。殺されて当然だもん」

 リッキーとマチルダがうんうんと頷いている。

「だからさ! リリィもリリィのパパを殺した人達殺しちゃおうよ」

「そうだそうだ! その拳銃は飾りかぁ?」

「そうよ! リリィ! やっちゃおう!」

 最初会った時から気付いてはいたが、パティの頭のネジは何本か飛んでいる。だが、今の私にはそれが聡明に見えた、輝いて見えた。

 そう簡単なことだったんだ。この怒りを収めるには…。目には目を。血には血だ。

「…パティ、手伝ってくれる?」

 パティは満面の笑みで返す。

「もちろん! 友達だもん!」





 夜の路地裏、一人、スーツ姿の男が息を切らせて走っていた。

「はぁ…はぁ、っ…あいつ、完全にいかれちまってる。上に知らせないと…」

 男は駆け出す、すると、路地の先に男のシルエットが浮かぶ。

「っ…! お前! こんなことしてタダで済むと思っているのか! 我々がどこの人間だと思っている!」

 シルエットの男は拳銃を構えて、言う。

「アルディーティだろう。分かっているさ」

パァーン!!

 躊躇いなくスーツの男に発砲した。弾は男の腹に命中した様だ。

「ぐっ…!!」

 スーツの男はその場に崩れ落ちる。

「くそっ…! ロイド・リナルディ! 貴様っ!」

ロイドは倒れた男に近づくと、男のこめかみに銃を突きつける。

「お前らが母さんや父さんを殺したのは分かっている」

「何をバカなことを! 何かの間違いだ!!」

「ドン・アルディーティはどこだ! この場で死にたくなければ答えろ!!」

「知らない! …我々はやってないんだ! 少なくとも俺は知らないんだ!」

「…そうか。ならもういい」

「待てっ! やめ」

パァーン!!

 路地に血溜まりが広がる。返り血を顔に浴びたロイドの瞳は復讐の炎に燃えていた。





 報復する。そう決めたはいいものの重要な問題があった。肝心の犯人が分からない。状況的に見て、他のマフィアであるのが濃厚だと思われる。一個人で出来る範疇を超えている。何か情報はないか。事件当時のことをよく思い出そう。

門の見張りは居らず、新聞によるとおそらく殺されている。また、新聞には多数の構成員の遺体があったと書いてあった。父が一階で撃ち合いを始めたあと、誰も家に駆け付けてこなかった。と言うことは、うちに踏み込む前に宿舎の組員は皆殺されていたと言う事になる。犯人は少なくとも二人いた。二人だけでそうそう出来る事じゃないように思う。仮にもっといたとしても、宿舎に何人の構成員がいたかなんて…そうだ。そんなの外部の人間が分かりっこない。

愕然とする。内通者がいたと考えるのが妥当だった。宿舎や家に組員が沢山いたら、それこそ激しい銃撃戦になっているはずだ。そうならないと分かっていたから犯人達は少人数で家に襲撃をかけられたんだ。

敵は内部にもいる。それは恐ろしい事態だった。信用できる組織の人間が居なくなったと言うことだ。

どこかでファミリーの人間と落ち合えれば…と言う淡い希望が消えてしまった。

 しかし、今のままでは情報が少なすぎる。やはり、父が言っていた通り、マリオッティのパン屋に行こう。父が信頼してそこに逃げろと言ったんだ。そこで情報を集めるしかない。多少の危険は承知の上だ。

 私はそう決めると夜になるのを待つ事にした。なるべく人目にはつきたくない。



「パティ、私、やっぱりマリオッティのパン屋に行ってみる。そこに行けば何かわかるかもしれない」

 パティにはことの顛末を説明していた。私が何者であるか、私の家族に何があったか、私が置かれている状況も。

 それでも尚、パティは私を手伝ってくれると言ってくれた。今私が信用できるのはこの一人の少女だけということだ。だが。心強かった。何より、パティには人を殺す事に対する躊躇がない。私にはまだそれがないのだ。利用するようで心苦しい気持ちもあった。

「危険かもしれない。私一人で」

「ダメだよそんなの! 危険なら尚更」

「そうそう。友達には頼っていいんだぜ?」

「今回はリッキーに同意ね。リリィ。言いっこなしよ」

「ごめん…」

 私はパティには嘘をつきたくないと思った。

「私、パティを利用してるように思えてならないんだ。こんな危険な事に友達を巻き込むなんて。本当に友達って言えるのかな?」

「友達だからこそだよ。リリィだってきっと私が危険な目にあったら助けてくれるでしょう?」

「それは…そうだと思う」

「なら、いいじゃない!」

「そうそう! 一連爆笑だ!」

「リッキー、それを言うなら一蓮托生でしょ!」

「ふふ、ありがとう」

 パティに出会えて本当によかった。たった一人でも信用できる人間が近くにいることは励みになる。

信用できる人間といえばアリスとティナは無事だろうか。新聞には構成員の遺体も複数あったと記述してった。使用人達がそれに含まれているのかは分からない…どうか無事でいてほしい。マリオッティのところで詳しい話を聞けるといいのだが…



○待ち人


深夜、パティの寝床からマリオッティのパン屋に二人で向かう。幸いパティがパン屋の場所を知っているらしく道案内を頼んだ。パティは街に詳しいようで、人目に付きにくい路地を選んで先導してくれた。

「ごめんね。そんなのしかなくて」

 パティが申し訳なさそうに言う。

「ん? 何が?」

「もっと可愛いのがあったら良かったんだけど」

 ああ、この服のことか。男物の服をパティに借りていた。いくら夜中とはいえ、人が全くいないわけではない。血だらけの服で歩いては目立ちすぎる。私は茶色のコートとカーキ色のズボン、髪は後ろにまとめてハンチング帽を被っている。少しダボついてはいるが、ぱっと見は男に見えるだろう。これなら前のように酔っ払いに絡まれることもまず無いだろう。パティも似たような男物の服を着ている。

「ううん。気に入ったよ。ズボンならいざと言う時走り易いし、変装にもなるから」

「そう? なら良かった!」

「あんまり似合わないけどな! 男みたい!」

「リッキー! 余計なこと言わない!」

「ふふふ、リッキーがそう言うなら変装は成功ね」

 微かな波音と二人の足音が聞こえるだけで街は静かだった。

「誰かと街を歩くなんてパパとママ以来だなぁ」

「俺たちを忘れるなよパティ!」

「そうよ! パティ! ひどいわ!」

「あはは、ごめんごめん」

パティの一人芝居にもすっかり慣れてしまった。本人は至って真面目。というより、一人芝居という意識すらないようだ。リッキーとマチルダを本当にいる友達だと思い込んでいる。両親を失ってきっと壊れてしまったのだろう。私はどうだ? 両親を殺されたばかりなのに、どこか遠くに逃げるでもなく、隠れ続けるでもなく、犯人達に復讐しようと考えている。あれだけ普通の生活を望んでいたのに。後には引けない道を歩み出そうとしている。私も壊れてしまったのかもしれない…

「私たちって似たもの同士なのかもね」

「そうかな? へへへ。嬉しい」

 パティは恥ずかしそうに笑った。

「ふふふ。そうだよきっと」

 心は何故だか穏やかだった。ここ数日狂ったような事ばかりだ。そう。こんな狂った世の中にいては狂わざるを得ないんだ。パティも私も。

「ついたよ!」

 路地の角を曲がり表通りに着くとパティが言った。マリオッティのパン屋は二階建てだった。一階はパン屋、二階はおそらく住居のようだ。店の方は暗いが、二階の電気が点いている。人はいるみたいだ。良かった。一応、中の様子を伺っては見るものの真っ暗でよく分からない。入ってみるしかない。

「パティ、行くよ」

「…うん」

 コンコン。

 住居の方の入り口だと思われるドアをソッとノックしてみる。が、反応はない。もう一度ノックするが、またも反応はない。

「いないのかなぁ?」

「電気は点いているから誰かしらはいると思うんだけど…」

 コンッ! コンッ!

 もう一度強くノックしてみる。

「誰だ! こんな夜中に!」

 ドタドタと階段を駆け降りる音がしてきた。慌てて身構える。念の為、ズボンの後ろに差し込んでおいた拳銃に手をかける。

 ガチャリとドアが開く。

「なんだぁ? ボウズ達。物乞いなら帰んな!」

 恰幅の良い薄毛の中年男性だった。記憶は定かではないが、おそらくこの男がマリオッティだろう。

「違います」

私は、帽子をとる。

「リリィです。リリィ・リナルディです」

「っ!」

 マリオッティは大変驚いた様子だった。

「父にここに行けと言われました。ここなら匿ってくれると」

 手汗が滲む。断られたら露頭に迷う事になる。もっと悪い事態も、なくはない。

「あ…」

「マリオッティさん?」

「リリィ様! ご無事で!」

マリオッティが私の肩を強く掴み揺さぶる。

「ささっ、早く中へ。人に見られたら厄介だ。そこのボウズも早く」

 良かった。私の顔を覚えていてくれた。とりあえずは問題なさそうだ。安堵して、中に入ろうとするが、パティは何故だか立ち止まったままだ。

「…ボウズじゃないよ! 女だよ!」

「そうだ! 失礼な薄らデブ!」

「こら! リッキー! このおデブさんに失礼でしょ!」

「リリィ様、なんですこいつ…?」

「気にしないで」

 パティの腕を掴んで家の中に押し込む。

 ドアをくぐると、すぐに急な階段だった。三人で階段を上がる。

「お父様とお母様は…残念でした」

「…はい」

「それにしてもご無事でよかった。来ないんじゃないかと思っていました」

 ? ——————私が来ることを知っていたのか?

「絶対くる筈だから待たせてほしいと言われて、数日間も居座られて。正直困ってました。いや、リリィ様がきてくれたからもうそんなことはいいんです。ははは」

 ? —————なんだ? 何のことだ?

 階段を上り切って、廊下を進む。突き当たりの部屋で止まる。

「この部屋です。自由に使ってくださいね」

 マリオッティがドアを開けると中には拳銃を構えたローゼがいた。



○ローゼ



「なっ!」

 私は酷く驚いて固まってしまった。

 何故ローゼがここに? 何故拳銃を構えている? 裏切り者はローゼだったのか?!

 色々な考えが交錯したが、私が拳銃を構えるより早く、パティがローゼに突進していった。

ギリリッ!!

 リッキーがローゼの構えていた拳銃に噛み付く。鉄と歯が擦れて嫌な音が響いた。

「くっ! こいつ!」

 ローゼは拳銃を持っている手とは逆の、左手でパティの顔を殴ろうとするが、寸前で伏せられ、拳は空を切る。今度は逆にパティの左手、マチルダがローゼの腹に目掛け迫るが、ローゼは空ぶった左手をそのまま下ろし、肘でマチルダをガードした。ローゼはすかさずパティの胸ぐらを左手で掴むと、足払いをする。それでもリッキーは拳銃に噛み付いて離さなかった。つられてローゼも一緒にバランスを崩し、そのまま二人でバタンと床に倒れ込む。ローゼはパティの胸ぐらを掴んでいる左手を捻ると、腕でパティの首を床に押し付け、締める。

「っ! うぅっ」

 パティは苦しそうに喘ぐ。リッキーは銃に噛み付いてそのまま、マチルダでローゼの顔や腹を殴るが、ローゼは効いている素振りを見せず、尚もパティの首を締める。パティのローゼを殴る力がどんどん弱くなっていくのが分かった。

「やめて!」

 私はそれ以上見ていられなくなって、拳銃を引き抜く。

「ローゼ!! やめるの! それ以上パティを傷つけるなら、撃つ!」

 手の震えを抑え、ローゼの顔に銃口を向ける。

 ローゼが私の目を見る。数秒見つめ合うと、ローゼはパティから手を離した。

「ゲホッ、ゲホッ」

 パティはなんとか無事のようだ。

「なんなんだこりゃいったい!!」

 マリオッティが叫ぶ。

「黙ってて!!」

 私も叫んだ。

「リリィ様、なんなんですかこの者は」

「ローゼ…あなたが裏切ったのね。父さんや母さんを…。あなたのせいでみんな死んだ!」

 銃口をローゼの顔に向ける。

「待ってくださいリリィ様! 何か思い違いがあるようです」

 ローゼは拳銃を手放し、両手を上げる。

「何が違うって言うの! あなたは私がここに来ることを知っていた。そして銃を構えて待っていた。それが何よりの証拠じゃない!」

「銃を構えていたのは用心のためです。今は信用できる人間は限られています。言っては悪いですが、マリオッティ氏が裏切って刺客を連れてきたとも限らないでしょう」

「そんな! 私はそんなことしませんよ!」

「うるさい!」

今度はローゼが叫んだ。

「ここで待っていたのは、ドン・リナルディならリリィ様にここに逃げるよう言うと思ったからです。生前お父様は私に何かあったらリリィを頼むと仰ってました。だから私は待ち続けていました」

「嘘だ! そんな、そんなの……ならなんでパティをこんなにしたの?!」

 パティは床で今も苦しそうにしている。

「この者ですか? そっちから仕掛けてきたのでしょう?」

 確かに…

「で、でも、なんで? 父さんは死んだんだよ。わざわざ死んだ父さんの言うことを今もまだ聞き続ける理由がないじゃない」

「………」

「答えて!!」

「………それしか、知らないからです」

 ローゼは悲しそうな顔で俯いた。

「………それしか私にはできないんです」

「…どういうこと?」

「ドン・リナルディに拾って頂いて、私の生き甲斐はドンから請け負う仕事だけでした。それだけやっていれば喜ばれたし、必要としてもらえた。他には何もないんです。私には…それしかなかった…」

「………」

「ドン・リナルディが殺され、ラウラ様も殺され、ロイド様は行方知れず。組は分解したも同然です。私にはもう居場所はないんです…」

 ローゼの瞳から涙が一つだけこぼれ落ちた。声が震えている。

「バカみたいでしょう? 亡くなった今でも私はリベルト様に縋っているんです…」

 ローゼのこんな弱々しい姿は初めて見た。いつでも毅然としていたローゼの姿はそこにはなく、まるで少女のように小さく泣いていた。私はローゼに歩み寄ると、思わずローゼを抱きしめていた。

「リリィ様…」

「なら、私がローゼの新しい居場所になる。父達の無念を晴らすの。手伝って」

 ローゼも私を抱きしめ返してくる。

「…はい。ありがとうございます…」

 犯人達は私からだけではく、他の者からも居場所を奪っていたんだとその時初めて気が付いた。私が、ローゼの様な者の居場所になるんだ。激しい怒りと共にまた新たな決意を胸にした。

「あの…」

「オレ達は…」

「やられ損てことでいいの?」

 床に倒れ込んだままのパティ達がそう言った。





読んで頂けて幸いです。

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