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胃もたれになるなんて知らなかったんだby自分

作者: 猫乃つづり

今の俺は、胃もたれをおこし、横になっていた。

あぁ聞こえてくる。

今も、俺の中の胃の叫びが……

なぜ、俺が胃もたれを起こしたのかは、見知らぬ世界に転移して、見知らぬ土地で見知らぬ食べ物を知らないなりに食べてみたからなんだ。

それは、ドイツの白ソーセージと似ていた。

どんなものかと気になっていたが、日本のソーセージと同じだろうとまるごと頬張った。

そしたら、皆、驚いた顔をして、

酒場のマスターが俺に、

「あっあんちゃんなっ何してんだよ!」

と言ってきたから俺が

「いや、食べただけだけど何か?」

困惑じみた顔を浮かべながら答えた。

そしたら、皆がはぁ~ってため息をして、

「あんちゃん、明日、胃が痛い目を見るぜ」

そのあと、家に帰って寝たら、胃が悲鳴をあげていた。


ーと書いてみると、もしかしたら転移先の異世界で、食に困るのは俺なのかもしれないなと考える。今、俺は西洋の料理(ドイツ料理)に胃もたれを起こし、間違えた食べ方をしたため、消化不良を起こしてしまった。

それは、自分の確認不足が原因だった。

確かに、胃もたれさせたのは白ソーセージが犯人だ。

だが、そうさせたのは間違いなく、自分の体、つまり、自分の自己管理が怠ってたってことなんだ。

失敗して初めて気づく自分のこと、天井とにらめあいっこをしてる自分を見て、内省する私がそこにいた。

慣れない土地、慣れない気候、かくして、俺はスマホに文を書いて、異世界の料理もパン食的なものや白ソーセージ的なものが出たら、アジア的な料理を求めて、ヨーロッパ的なところよりも、日本料理を目指して旅をするのだろうと思った。

そこには、魔王を倒すとか、誰かのためにとか、という大義名分は無い。

もちろん、RPGとしてはそのようなことの方がゲームとしても作品としても面白いのかもしれないし、王道だ。

まぁこんな考え方をもってる人間もこの世界にはいるのだろう、俺みたいな個人的なことを目指して冒険するキャラクターを創作擂るのだってありなのだと。

とりあえず、学んだことは食べ方を調べてから、食べるのだということを心に刻む

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