情報収集
さてさて、ここからどうなるのでしょうか。
結局その日は彼女は起きなかった。
一日かけて他になにかないか探してみたが、特別何かあるわけでもない。
ただ大きな木と本殿があり、とても過ごしやすいだけだ。
その日は帰ることにした。不思議なことだが、来るときは大変だった階段が帰りは楽になっていた。
次の日、神社なら誰か知ってるだろうと村の人たちに聞き込んでみることにした。
「ごめんなさい、わからないわ」
「そんなところに神社なんてあったかなぁ…」
……おおむねこんな感じだった。誰も知らないようだ。
後村長(というより長老のような生き字引な)人にも聞いたが
「ほっほっほ」
と頷くばかりで言葉のキャッチボールができなかった。もうボケてるんじゃないのか…?
ただ他の人が全然知らないなんておかしい。いったい彼女は誰なんだ?
神社くらいならこの村の歴史書みたいなものにでもかいてあるかと思い、爺さんから本を借りたが、分厚いなこれ…
「とりあえずこの本を読むことから始めるか」
誰にも邪魔されたくないので、私はそのままあの神社へ向かった。
彼女はいったい誰なのか、そしてこの神社はいったい…!
話変わりますけどすっかり夏ですね。暑い…
海の日なんで海いってきたんですよ、楽しかったです。
あ、後当方学生なので平日は更新できない(と思っておいてください)です。
なんだかんだ投稿しそうですが。
というか文字数少ないけど今日3話目か。面白いですね