ep5
「始業式ってめんどくせえなぁ…まぁ今日は授業ねえしまだマシか…」
「ふむ…ではこのスイッチを押してみるか?昨日隆也と設置したのだが…」
「いきなり俺を犯罪者にすんじゃねえよ…」
「ちっ、結構アレ設置すんの苦労したんだけどなー!」
「ほら3人とも静かにして!会長のお、は、な、し、だよ?てへっ」
「千夏のてへっ、よ…興奮するでしょ?」
「はいはいそこまで…ところで京くん、ナナちゃん今日からだよね?千冬ちゃんも。早く制服姿みたいなぁ…」
「春休みはナナが世話になったなお前達。今日は俺の家で飯でも食わねーか?お礼と思って受け取ってくれ!」
京介がみんなにそう言うと…
「ほんとに?それじゃあ私はお魚がいいな?」
「私はすき焼きかしら…」
「ふむ…やはりカレーだろう。」
「ステーキっしょ!!」
「甘いものも食べたーい!!」
「…じゃあ澤村フルコースでいいな…?」
全く噛み合わない5人に京介は、苦笑しながら答える。
「それじゃ各々部活やら何やらあるから夜集合でいいよね?」
「それで決まりだな。とりあえず会長殿のお、は、な、し、でも聞くか。あとが怖いからな。」
京介の言葉に5人は頷き、会長の挨拶に耳を傾け始める。