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愛について  作者: あゆみ
8/10

りん、


そう呼ぶと

整った顔立ちが振り向く。


『はい』


『あ、いや・・・』


俺は言葉に詰まりながら慌てて煙草に手をやる。


『昨日は本当にありがとうございました。僕はもう、出かけます。これ・・・』


と言って差し出した封筒。


俺には中身が見えた気がした。


『そういうのは、いらないから』

『じゃあ』


間髪いれず

りんが言う。


キッチンに食器を置いて


テーブルに近寄る




『ご主人様・・・』




りんの言ってる意味がわからなくてあぜんとする。


『りん?』


俺の近くにひざまずいたりんは

うるうると光る瞳で俺を見つめる。


『拾って下さったお礼・・・』


そう言って俺の足を触った。


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