表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛について  作者: あゆみ
5/10

美味しそう

昨日の少年とは全く違う。

穏やかな表情の少年。


『大丈夫?』


とりあえずその言葉しか出てこなかった。


『あ、ごめんなさい。

昨日、僕かなり、酔ってて・・・

迷惑、かけましたよね・・・』


『いや、すぐ寝たから迷惑はかかっていないけど』


そう言うと少年は意外そうな顔をして、黙った。


『お腹すいた!』


重い空気に耐えきれず発した言葉と共に俺はソファに腰かけて背伸びをした。


『なんか美味しそうな匂いする』


そう言うと少年は瞳を輝かせた。



『冷蔵庫の物勝手に使ってごめんなさい。』

『構わないよ。なんか食べ物あった?』


そんな、

言葉を組み合わせて


俺と少年は

少しづつ

距離を縮めていったんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ