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講義終わって

どうも、二文字でタイトルを考えていたのですが、

上手く思いつかずこのようなタイトルに……。


まぁいいか。

 とりあえず依頼を受けるために必要な講義は終わったので全員でもう一度きちんと自己紹介をしようということになった。 というか傷の処置方法が本当に適当すぎると思うのだが、皆さんはどう思っただろうか? まぁいいか。


「まずは私から、『アンジェリカ・ホンデンクルフ』ですわ。 今年で17歳になります。 王都十三貴族『ホンデンクルフ家』の一員ではありますが今は一介の冒険者なので皆さんよろしくお願いいたしますわ」


 まずは私のパートナー、アンジェリカから始まった。 この子何だかんだいってみんなをまとめるのが好きみたいだ、そういうところはやっぱり貴族の娘なのだろうな。


「次は私にゃ! 『キニャ・アスパ』にゃ! 猫人族(ワーキャット)で今年で16歳ににゃるにゃ!! よろしくお願いするのにゃ」


 次はどう見ても人間にしか見えない少女が話し出した。 ねこみみ少女の語尾が"にゃ"なのはやはりテンプレであろう。 だが、耳が見えない……、何処だ?





 ……何でも猫耳は隠しているらしい。 しかしまだ若く上手く隠しきれないらしい。 興奮すると飛び出してしまうのだとか……、見てみたかった……。 それとこの子の名前は『キナ』なのでお間違えの無いように……。


「次はワイや! 竜人族(ドラゴニア)の『ロッド・ドーマン』ちゅうものですわ、一応18になるシュッとした男前って評判のもんですわ。 さっき名乗った『キナ』とパートナーを組んどります。 ほなよろしゅうたのんます」


 本当に何故関西弁なんだろうかこの男は? 不思議でならない。 もしかして竜人族は全員関西弁なのだろうか? 侮れんな竜人族(ドラゴニア)


 その後、『アガサ』、『ボブ』、『シーバ』、『ディナ』と自己紹介が続いた。 ……え? いきなりはしょったなって? じゃあちょっとだけ、『アガサ』、『ボブ』、『シーバ』は男、23歳『ディナ』は女、23歳。 この四人は幼なじみらしい。 同期ABCDと覚えると覚えやすい。 AC、BDのペアである。 うん、同期ACよ泣くな。 何となく泣きたい気持ちは分からんでもないが。


「最後は私だな。『カーラ・グライス』だ。 今年で20になる。 最低一年間はよろしくお願いするよ」


 簡単だが自己紹介を終わらせたのだが……、


 何故全員目が点になっているのだろう?


「「「「「「「…………」」」」」」」

「どうした?」

「「「「「「「……え?」」」」」」」

「?」

「「「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!?」」」」」」」


 ……うるさい。 何か驚くことだあっただろうか?


「ちょっと待つにゃ!! 20歳はほんとにゃのかにゃ!!?」

「20歳ってほんまかいな!!!?」

「15歳ぐらいかと思っていましたわ!!」


 む? ちゃんと20歳の顔をしていると思うのだが? というかお前達が16や17という方が驚きなのだが……。 同期ABCDもいろいろ言ってるのだが。 特にD、お前は何をそんなに食いついてきてるんだ。 ん? 若さを保つ秘訣? 知るかそんなもん。 最高神にでもお願いしろ。


 東洋人が特に日本人が若く見えるというのは本当なんだなぁ。 なんてことを考えながら少し騒ぎが治まるのを待った。


 ちなみに驚いて興奮したのかキナの猫耳は完全に現れていた。 うん、可愛い。



----



「落ち着いたか? かなり取り乱していたようだが?」

「えぇ、申し訳ありませんわ。 少し現実というものを拒否したくなりましたもので」


 やっとのことでショックから立ち直った相方を連れて次はどうするかを相談する。


「それで? 次はどうするんd……するの?」

「そうですわねぇ、皆さんはもう少し講義を受けていくらしいですが正直聞きたい講義は魔法についてだけでしたので他はどうでもよろしくてよ?」

「そう? 私としてもすぐにでも依頼を受けたいのでそれは好都合ね。 依頼を受けましょうか?」

「たしか……今日は依頼は受けられないんじゃなかったかしら? 受けるなら明日になりますわよ?」


 なに!? 依頼が明日からしか受けられないってどういうことだ? 二つの講義を受ければ依頼を受けれるって言ってたじゃないか!?


「でも、たしか先生が……」

「いくらなんでも初日のペアに依頼を出すほど育成学校は甘くありませんわよ? とりあえず初日はお互いの能力がどのくらいかを把握しなさいってことではないかしら? ちょっと闘技場にでも行きます?」


 まぁペアの能力や連携なんかは訓練しないと解らないものだし良いか……。


「そうねぇ、余り戦いは得意ではないけれどお互いの力量を知るためには必要なことでしょうね」


 こうして学生生活初対決はまさかのパートナーとなったのである。

はい、お約束のネタです。


と言うかただやりたかっただけですけどね。


次回は作中でもちょっとありました通りのことを行います。


では、次話で。

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