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初めての朝

那央ちゃん



ゴソッ…



「…んっ……んんん…ん?」



「は?え?ちょっ、ええぇぇぇ!?」



んだよ…

朝っぱらから騒々しいな…



「ちょ、待てよぉぉぉぉ!」



何がだよ



「なんだなんだ何なんだっ!」



コッチのセリフ



「あー!もうっ!落ち着けっ!」



「アンタがな」



「うぉっ!びっくりした…」



「朝っぱらから五月蝿いんだけど」



「や、だって…え?なんで?」



なんでって…

昨日何故かコイツに気に入られたアタシはあの後お持ち帰りされたようで…



「俺…やらかした?」



「うん」



「うわ即答ー」



それ以外に何を言えと?



バサッ



「ちょ、」



「?」



「おまっ、何で隠さねぇんだよバカッ!」



「だって昨日充分見られちゃったし

イタタタタ…手加減して貰えなかったし?」



マジで痛いわ

まさか自分がこうなるとは思ってなかったけど…

でもアレだな思ったより痛くはなかった。

少なくとも、美弥の言ってたのよりは痛くない

『痛いんだよ~!もうね、世界の終わりって位痛いの!』

…世界の終わりって痛いのか?



「悪ぃな…」



「ん。」



「あのさ、俺、昨日の事覚えてねぇんだ」



「だろうね」



「最低だよな…」



「最低だね」



「ちょっ、そこはさ『そんなことないよ!』とか無いの?」



「あるはずないでしょ」



「だよな…」



「でもお前さ、案外胸デケェのな」



「…どーも」



どうでもいいわそんなもん

今何時だよ…

9時…朝帰りって初めてだからな

なんて説明しようか

と言うかコイツはアノ場に居た人達に何て言って来たんだ?



「何してんだテメェ」



「いや、何ってナニ?那央ちゃんの身体検査」



「…さっきの狼狽えっぷりは何処行った?」



「アレは別

俺じゃなかったの。分かる?」



分かんないけど



「テメェなんて言っちゃって…

お仕置き希望者?」



「…燈雅」



「よく出来ました

…さっきから息が荒いんだけど?」



体中を這いまわる手は、身体検査のソレとは全く違くて

体が熱くなってる事なんて、息が荒くなってる事なんて言われなくても分かってる

燈雅の胡坐の中に座らされて

背を向けていることが唯一の反抗で

でもそれさえも出来なくなりそうで



「知らなっ…」



「俺さぁ…覚えてないって言ったろ?

だからさ、ちゃんと記憶に残したい訳」



「…っざけんなっ」



「おいおい俺に反抗していいんだ?」



そう言うアイツの顔は悪魔にしか見えなくて

ニヒルに笑ったのを見ながら、やっぱりイケメンなんだなぁ…

なんて思ってた



「かっわいいねぇ…テイク2いこうか

手加減なしでね」























…今日の占い絶対最下位だ






んー書き方変わっちゃたかなぁ?

…これって、ムーンライトの方へ移すべきですかね


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