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ローズ(改)

作者: 秋葉竹



あゝ、あなたの

ほんとうの声が聴きたい



あなたが私の

心に触れてくれたとき

わたしは、あなたを、

必要としてしまった


くだらない幻聴みたいな、

あゝ、あなたの


声だけ聴こえる


私は実は、もう、

あなたにびしょ濡れにされてるの


騙されてるのよ、きっとね


声を、

張り上げて、云いたいこともある

爆弾みたいに

世界を破壊したい真実とかも

そうかもね、



あなた、私を、韜晦してるヤツだと

想ってた?


ハハ、


いまね、

私があなたに告げたいことはね

まるでマジメなはなしでね、


ハハハ、



もう、

あなたの色を舐めたくて

しょうがないよ、



心の最後の頼りだから、声を



愛を浴びせるみたいな

ふざけた声を

聴かせて、よ



ねぇ、つみびと?

悲しみの声でもいい

震える声を

ねぇ、声を聴かせて?

ねぇ?




ねぇ、ローズ?

あなたの全裸をみたという

奇跡を幸ある悲しみとする







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