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『朱里ちゃんの戯言』短編小説集   作者: 健野屋文乃
6 まつよいの章

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58/70

混沌 対 秩序

塵ひとつ、埃ひとつ無い部屋。

生活感をまったく感じなくなる寸前の部屋。


混沌に満ちて僕の散らかった部屋とは、

対照的な秩序だった彼女の部屋。


規則正しい秩序の部屋にあるベットに、

折り目正しくきちんと衣服をたたんでから、彼女が入ってきた。


その様子に熱を帯びた僕は、少し冷めてしまった。


混沌 対 秩序


何時何時も、

彼女は自らが作り出した、整然とした秩序の中で生活していた。


それは年々強固になって行った。


僕は何時からか、

彼女の秩序を乱すことに快感を覚えるようになっていた。


ほんの一瞬の乱れに見せる彼女の表情に、

作られた秩序によって隠された彼女自身の真実を、

僕は感じるようになった。



混沌 対 秩序 


僕らの付き合いが続く限り、終わることは無い戦い。




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