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『朱里ちゃんの戯言』短編小説集   作者: 健野屋文乃
6 まつよいの章

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道化師

僕が、この世に生まれた時に与えられた役は、

愚かでずる賢く滑稽な道化師。


人は、僕の愚かさを批判することによって、優越感を感じた。

人は、僕のずる賢さを非難することによって、正義感に酔いしれた。

人は、僕の滑稽さを笑うことによって、嫌な現実を忘れた。


もう、僕は終わりにすることにした。

好き好んでこんな役していた訳じゃない。


誰も知らない本当の僕の存在を、

今まで、愚かでずる賢く滑稽な道化師を楽しんできた奴らは、

嫌がるだろうか?

でも、そんな事知った事じゃない。


奴らにはもう、僕に道化師役を押し付けるだけの力はない。

だから、僕はこんなままごとは終わりにする。



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