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男の戦い



永禄4年(1561年)9月10日午前8時



霧の深い川中島



上杉謙信率いる上杉軍12000は、武田信玄率いる武田軍8000に向けて突撃を開始した。



突如現れた上杉軍に、武田軍は混乱を極めた。



その混乱の最中、



上杉謙信は馬上で、武田本陣を示す旗印を見つけた。



そして、単騎、信玄めがけて突進した。



本陣でどっしりと構えた武田信玄を見定めた、上杉謙信は



「信玄!」





と叫びながら武田信玄に切りかかった。



信玄は素早く手に持っていた軍配で、振り下ろされた刀を凌いだ。



・・・世に言う、川中島の戦いの1シーンである。



この戦い、武田が勝ったのか?上杉が勝ったのか?後世の歴史家の間でも議論が絶えないが。



上杉謙信には解っていた



「信玄より俺の方が、美しさは勝っていた」



と。





おしまい


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