まず作品インプレッション【なるべくネタバレ無し】
【シン・仮面ライダー】
わたしには傑作としか思えないのですが、世間の評価があまりにも酷いのでちょっといろいろ書いてみます。
アンチどもかかってこいやぁ!
【仮面ライダー】は原作石ノ森章太郎なわけですが、テレビシリーズはまずプロデューサー平山 亨という人がいて、ほぼその人のカラーで作られてる。
批判を恐れずざっくり言えば「ダークヒーロー」である前に「テレビまんがヒーロー」たれとつねに方向付けされたわけです。
原作者はないがしろにされながら【BLACK】の時にはスーツをもっと有機的にしてくれとか注文を試みていたのだけど、せいぜいカラフルな血管を隙間に這わせた程度。
ひょっとすると【シン・仮面ライダー】は、石ノ森章太郎が「かくあるべし」とイメージしたとおり作られた、初の仮面ライダーなのかもしれない(以前にもそれに近い試みはあったものの……)。
だからテレビの仮面ライダーだけに馴染んでた層はやや当惑しているような。
それで、観客の「理解の深度」によって評価が分かれるわけですわ。
つってもほとんどオリジナルを知らないわたしでもじゅうぶん楽しめました。
試写会でキャストが仰っていた「サプライズの連続」は単なるリップサービスではありませんでした。
浜辺美波さんてまだ22歳なんだ。すごいね。鈴木京香なんて同じ頃スーパーX2オペレーターだぞ?
見終わったいまはサソリオーグロスに苦しんでます(笑)
無謀にも第二章につづく