暗がりからやって来た
のんびり書きます。よろしくお願いします。
なになになに!?何が起きてるの!?
中級洞窟型ダンジョンにあんなのがいるだなんて聞いていない!!最悪だ!
「うぁ!?」
体力も限界に近く、通路を全力で走り抜けていたがつまづきザザサッと派手に地面に倒れ混んでしまった。
腰につけていた明かりの魔導カンテラが外れ私の後ろへと置き去りになった。
しまった。暗い洞窟で明かりがなくなれば完全に詰みだ!急いで拾わなければと体を動かすが右足に激痛が走る。
「う、嘘でしょ」
派手に転んで捻ってしまったようだ、痛くてまともに動けない。
それでも、這いつくばってでも何処かに身を潜めなければと体に力をいれる。
ふと、頭上に光が照らされた。明かりなんてここにはない、あるとすれば私が持ってきたカンテラぐらいで...。
サッと血の気が引いた、恐る恐る顔を上にあげるとそこにはカンテラを掲げて立つものがいた。
追い付かれてしまった。
私はここで終わるのだと感じ涙が溢れてくる。思わず助けてとかそぼく呟いてしまった、聞き届けられるはずもないのに。
それもそうだ、目の前にたつのは人の成れの果て、生者を妬み、憎み、その肉を自分の物にするかのごとく食らうアンデッド。
土に汚れ過ぎた年月を感じさせる骨の魔獣、スケルトン。
何故かこしみのをはいており、右手に掲げたカンテラを私の顔まで近づけしゃがみこみ。目玉のない相貌を向けて見下ろしている。
時おりカタカタと歯をならし続けているが、飽きたのか途端にやめ左手を私に近づけてきた。
食われるのか。
恐怖と緊張が限界に達した私は視界が暗転した。
このまま、意識がなく食い殺されれば痛みもないかなと、自棄になりながら私は暗闇に身を委ねた。




