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爆縮と体温の機知(2)

インスタントコーヒーのB面

インスタントコーヒーの顆粒に

湿地帯を喰らわせたかのような

塊が転がる

匂いと臭いの隙間を

自由であるから

勝手に決める

そんな話に付随するパズル

三角形をしていて

ひし形を笑っている

ただの微糖であり

甘さの基準は向こう側にある


混迷、困惑する時間は

原始時代から引き続き

価値観が違うだけで

その時間があることは変わらない

前は無かったなんて

確認できない物さ

有ったことなんて

また有る物さ

清廉潔白という形は

存在しない

母親の腹の中で

母親の腹を蹴る

それすらも潔癖症には

目に映るのだ

あれは悪だと


悪人が元悪人として

生きていける世界を

潔癖感染症で壊していく

そうやって

反省の無意味さを訴えている

個人主義は

個人同士の戦争を誘発し

フル武装の上で

相手を

己が視界から消した方が勝ち

傍観シールドを使いながら

それを見ていたりする

これもまた

武装の内になるのだ


餌を与えながら

ありがとうを繰り返し

餌を与えながら

応援していますを繰り返す

立ち位置なんて

どうでも良い話であるし

どう思われていようと

全く関係無い話である

精神論なだけだ

使っても良い精神論を

誰が決めたのだろう

何処かの誰かが使った精神論は駄目で

目の前に飛び込んで来た精神論は良いのか

上から目線だとは言わないが

都合の良い話だと言えてしまう


他人の言葉に

糸を絡めながら

他人を落として行く人間の

途轍もなく人間らしい行動は

周りから駄目だと言われるほど

人間らしいのである

あの行動を取れる人間が

必ずそばに居る

そう思えば

何も言えなくなるのか

違うのだ

面白いから

言わねばならない衝動に駆られる

それもまた

人間らしい行動なのである

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