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7.常連客は変態の情報屋

後半がちょっと雑です。

たぶんあとで少し編集します。


 結局ルーの声が聞こえたのは気のせいであり、彼は元気にしているとエルに無理矢理結論づけられまして。クラウスこと師匠に攫われ早数か月が過ぎた。

 自分の順応能力に感服を通り越し恐怖すら感じる今日この頃。

 私は魔法の薬を創るために加護の森で草花を摘んでいました。

 …ええ、そうなんです。ここ加護の森なんだよ。


 実は古の魔法使いのアジトは加護の森の中にあったのだ。

 つまり森の中を歩き回れば孤児院にたどり着ける!

 ヒロインが森の中で攻略対象と再会して本編突入するのは知っていたけれど、まさかそれが幼少期から慣れ親しんだ加護の森だとは思いもしなかったよね。

 なんでも師匠いわく加護の森は身を隠すにはもってこいの場所なのだとか。

 なんで身を隠してんのかね~。まあ私はその方が都合が良いけど、気になったから聞いたのよ。そうしたら課題追加で誤魔化されました、ええ。何度聞いても課題追加で誤魔化される。的確に人の嫌がることするよね!子供の知的探究心を削ぐようなことしたらいけないんだぞ!鬱憤溜まりまくった私は大暴れして、エルと師匠も巻き込んで、結果部屋が一室爆発したのは一昨日のこと。


 …とまあそんな感じで、

 木造のこぢんまりとしたお店兼家で私たちは日々、師匠から魔法(私は薬づくりオンリー。クソ使えない光魔法でいいから、いいかげん教えろォ!)を教わっている。


 ちなみに師匠。お店やってるとか言ってるけどお客さんらしき人がきたことは一度もない。不景気なんですね。なのに家の冷蔵庫には食べ物がたくさんあるのだから不思議。お金どこにあるの?魔法でつくりだすなんて不正をしているわけではあるまいな。経済が回らないぞ。


 「でもせっかく魔法の薬つくったのに誰も買ってくれる人がいないとか。むー。なんだかなぁ」


 私、魔法薬に関して才能があったようで、7歳数か月にして、つくれる薬の種類は100を超えているのだ。師匠にもエル(わかりづらいけど)にもほめられるけど、ほめられるだけじゃものたりない!誰かに使ってほしい!喜んでもらいたいよー!

 リディアちゃん力作の痺れ薬や眠り薬や煙玉やらは今も薬棚で眠ったままなのだ。いっておくが、ちゃんと傷薬とかもつくってるぞ。


 「もー。お客さん来てよ~!」

 「あらあら!久しぶりに来たら、かわいい看板娘がいるじゃな~い!」

 「へ?」


 後方で聞こえた声。振り返ればそこには白髪短髪のボーイッシュな女性がいた。年は20第後半かそこらか?


 「だれで……ぐっふ」

 「きゃー、かわいいー。わかーい。しかも、え。何この子、魔力が神々しい。ひれふしたくなっちゃうー」


 誰ですか?と聞く前に抱き付かれていた。苦しい。なんだこの急展開。

 「ほっぺすべすべー」とか言って勝手に全身を撫で繰り回してくるし。なんで全身撫でるの!?普通頬だけでしょ!これ女性じゃなかったら警察呼ぶ展開だぞ?


 「リディア!?おい、お前誰だ!そいつから離れろ!」


 私の心の叫びが伝わったらしい。

 店から眉間にしわを寄せたエルが出てきた。

 

 「エル。たすけ…」

 「きゃー。あなたもかわいいー。わかーい!!!」

 「は!?な、離せっ!」


 結果。ミイラ取りがミイラになりました。使えない兄弟子だな!

 エルも私同様謎の女性の腕に捕まり、仲良く一緒に抱きしめられています。ちなみにエルが「近づくなぁ!」と密着する私の体(なんで私!?)を押してくるので痛い。なんかアルト思い出す。


 「師匠、助けてぇえええ!」


 もう頼れるのは師匠しかいない。

 いろんな意味を含めて叫べば、ようやく師匠が家から出てきた。


 「なによぉ、騒がしいわね……おい、ザラハ。なにしてんのよ」

 「やっほー。クラウス。ひさしぶり~」


 師匠が私とエルを女の人から回収してくれたところで、ほっと息つく。

 どうやら2人は知り合いだったらしい。

 目でエルに「あの女の人知ってる?」と問えば、知るわけないだろとにらまれた。ですよねー。


 「かわいらしいお姫様が、お客さん来て~って泣いてたわよ?」


 女の人の言葉に師匠が目を丸くする。

 ていうか、かわいいお姫様て私のことかよ。


 「あらそうだったの。リディア、安心なさい。手が早いのがたまに傷だけど、うちの常連客が来てくれたわよ」

 「常連客?」


 エルといっしょに首をかしげる。

 ここで常連客という言葉が当てはまりそうな人は一人しかいないが…。


 「はじめまして~。常連客っていうより、仲介役の情報屋ザラハちゃんでーす」


 やはり目の前の女性が常連客さんだったらしい。

 私たちに向かって投げキッスをするザハラさんを見て、師匠が顔をしかめる。


 「いい年してやめなさいよ」

 「いい年?」


 まあたしかに二十代で自分をちゃん付けは少し痛いし、投げキッスも見ている側としてはかなりはずかしいが。

 あれ?なんか師匠が呆れた顔で私を見ている?


 「リディア、こいつ50歳よ」

 「は!?」

 「ちょっとー。私、クラウスよりは若いんだけどー」

 「はあ!?」

 

 ザラハさんが50歳だということにも驚きだというのに、師匠がザラハさんよりも年上!?

 師匠は不機嫌そうに顔を歪める。


 「失礼ね。魔法使いは長寿なんだから、あたしの年齢なんてまだまだ若いほうよ」

 「え。師匠何歳なの?」

 「120歳」

 「はー!?」


 まさかの3桁である。

 開いた口が塞がらない。そこで私はハッとする。


 「待って!この流れからすると、まさかエルも…」

 「おれはお前と同じ7歳だ!」


 冗談に決まってるじゃないか。そんな林檎みたいになって怒るな。


 「リディアちゃん知らなかったのねー。魔力持ちは基本長寿でね。保有する魔力が多いほど身体に影響が出て若いうちに成長が止まるのよ」


 ザハラさんがかわいーと私の頭をなでる。ついでに体までなでようとしたところで、エルが私の腕を引き背に隠す。師匠も私とザハラさんの間に入る。ありがとう、2人とも。


 「もー。別にいいじゃない。ケチな騎士どもね。子どものぷくぷくボディーをなでさせてよぉ」

 「黙れ変態」

 「はぁ、仕方がないわね。エル、リディアを守りたいんでしょ?その体をあの変態に差し出しなさい」

 「っざけんなよクラウス!」


 エルと師匠はそうして魔法込みの喧嘩を始める。ちなみにこれ日常茶飯事。一日に少なくとも3回はこうやって喧嘩をする。毎回きっかり1分で勝負はつき、当然エルが負ける。

 だから私はとくに心配もせず、火やら水やら氷やらが飛び交うのを横目に見ながらザハラさんに問う。


 「魔力持ちは若いうちに成長が止まるって言ってたけど。そうなるとザラハさんも魔法使いなの?」

 「うーん。私はちょっとちがうわね」


 ザハラさんは困ったように言葉をにごす。

 魔力持ちは全員魔法使いというわけではないのだろうか。まあ私も魔力持ちだが、師匠に攫われなければ魔法使い(の弟子)にはならなかったわけだし……ん?


 「ってことは、私もいずれ成長とまるんじゃないの!?しかも長寿!?」


 疑問に思ったところで気がつく。

 地面に突っ伏すエルを踏む師匠(喧嘩の決着はいつのまにかついていた)を見れば、彼はにこやかにうなずいた。


 「リディアとエルは、17、18くらいで成長は止まるでしょうね」

 「はぁぁぁ!?え、まって。驚いてるの私だけ?エルは驚かないの!?」

 「ハっ、常識だろ」

 「常識の定義とは!?ていうか、エル。ドヤ顔してるけど、全然ドヤれてないから。師匠に喧嘩負けた時点でもう無理だから」

 「なんだと!」

 「はいはい。無駄話はこれくらいにして楽しい楽しい商売の話でもしましょう~」


 そうだ。ザハラさんはお客様だった。薬をはじめとする魔法の商品を買いにきたのだ。

 師匠が指を鳴らせば、とたん視界が反転し私たちはお店兼家の中にいた。師匠お得意の空間移動の魔法である。余談だが空間移動と瞬間移動とでは少し勝手が違うらしい。魔法についての基礎が身に付けば解説してくれるのだとか。


 まあともかくとして、今私たちがいる部屋はいつも魔法と薬づくりを教わる場所だった。

 学校の理科室が木造になったみたいな場所である。


 「いや~。空間魔法。便利でうらやましいわぁ」


 ザハラさんは慣れた様子でふかふかの椅子に腰かける。

 師匠もザハラさんの向かいにある長椅子に座ったため、私とエルも場の空気に合わせ師匠と同じ長椅子に腰掛ける。


 「で?今日はなにを買いにきたの?いつもよりも重たそうな服ね~」


 商談は世間話から始まるようだ。

 にやにやと笑みを浮かべながらザハラさんのズボンのポケットを指差す師匠(女性の服装の重量の違いに気づくとは師匠もなかなかの変態なのでは?私の周りは変態ばっかりだな)。


 だけど私は思う。師匠はザハラさんの服を重たそうというが、彼女の来ている服は白いブラウスに黒いスキニーパンツだ。全く重たそうには見えない。師匠、もしかして目腐ってる?

 

 怪訝に師匠を見る私とは逆にザハラさんは「さすがクラウス」と苦笑した。そうして彼女がズボンのポケットから取り出したのは金貨10枚。


 それを見てエルがぎょっとする。

 私はやっぱり先程と変わらず怪訝な顔。


 「なんでそんなに驚いてんの?」


 小声で問えばエルが信じられないというふうに私を見る。


 「あんな大金見たら普通驚くだろ!」

 「悪いけど私お金の価値わからないの」

 「それは胸を張ることじゃねーだろ。あのな。金貨10枚もあれば王都に家をたてられるんだぞ?」


 王都に家?

 すごいということはわかるのだが。


 「やっぱりよくわかんない」

 「わかった。お前がバカだってことを忘れてた。お前お菓子好きだろ。金貨10枚はお菓子千年分だ。これでどうだ!」

 「は!?めっちゃ大金じゃない!」


 言っておくがこの世界でのお菓子は割と貴重で、かなり高価な代物なのだ。

 孤児院にいたときは知らなかったが、師匠とエルと一緒に近くの町のお菓子屋さんに行ったときに知った衝撃事実だ。


 しかし、驚きわなわなと震える私とエルを見て師匠は呆れ顔。ちなみにザハラさんは「かわいいー」と身もだえている。怖い。


 「別に大金じゃないわよ。うちの店の1年間の売上総額はいつもこのくらいよ」

 「な、なんですってぇ!?」

 「でも一度にこんな金を持ってくるのはめずらしいわねぇ。どういうことかしら?情報屋?」


 顎が外れんばかりに驚く私を無視し師匠がザハラさんを見る。

 ザハラさんはやれやれと肩を下げた。


 「クラウス、あんたってやつは本当にさぁ。そっちが魔法使いと商売を両立してるのと同じのように、私も情報屋と仲介人、両立してんのよ?情報が欲しいなら買えっての」

 「あんたとあたしの仲でしょ?」

 

 ニヤリと師匠が笑えばザハラさんはため息だ。

 「あの女もクラウスに弱みを握られてる口か…」エルがボソッと言っていたが、え。なに。弱みってなに!?

 

 「あんたのそういうところ嫌いよ。もぉー今回は特別に教えてあげるっ」


 気づけばザハラさんが折れていた。おそるべし我が師匠。


 「ここ最近妙な噂が流れていてね~」


 怖い話でもするかのような語りだしだ。妙に引き込まれる。


 「噂って?」

 「2年後、春の国で疫病が流行るらしいんだ」

 「え。春の国!?」


 予想もしていなかった言葉だった。

 脳裏に浮かんだのはアルトとソラの顔だ。

 心臓がばくばくと嫌な音をたて始める。

 

 「お姫様。そんな不安そうな顔しないで。あくまで噂だよ?」


 ザハラさんは少し申し訳なさそうに私の頬をなでる。

 その手を叩き落としてエルがザハラさんをにらむ。


 「だが噂はひろまるものだ」

 「ふふふー。黒髪の君するどいね~。そう、たかが噂。されど噂」


 ザハラさんの顔に喜色が浮かぶ。


 「春の国の貴族どもはこぞって怯えてね~。起こるかわからない疫病に備えて薬をかき集めてるって訳」

 「なるほど。金に目がないウジ虫どもが今回のお客様か。それならもっと金をふんだくればよかったのに」


 師匠、悪い顔してる。

 ていうかウジ虫って。


 「簡単に言わないでよ。相手は貴族よ?えらっそうにふんぞり返ってるお貴族さまよ?価値のつけられない薬に金貨10枚の値を付けさせたんだから十分すぎるわよ」

 

 私は首をかしげた。

 価値のつけられない薬とは?

 そんな弟子の疑問に気づくのは師匠である。さっすがー。


 「言ったでしょ。あたしたちがつくるのは魔法の薬。万人に対し同じ効果を与える市販薬とはちがうの。魔法薬は人を選ぶわ。救うべきに値すると思ったときは最大限の効果を発揮するし、その逆もまたしかり。それにプラスして、製作者の込めた想いと魔力で効果が変わってくる。相手がドクズでも、リディアが救いたいと願えば、まあ市販薬以上の力は魔法薬も発揮してくれるでしょうね」


 急に始まった特別授業。不意打ちは卑怯だ。

 頭から煙が上がる。

 そんな私を見てエルが笑う。


 「ばーか」

 「なによぉ!」

 「はいはい、喧嘩しないの!」


 今にも頬のつねりあいを始めそうな私たちを止めながら師匠がため息をつく。


 「で、ザハラ。お望みは魔法の治癒薬でいいのかしら?」

 「あるだけちょうだーい。リディアちゃんのもね。エル君がつくったのはねー、逆に体に害が出そうだからやめておくわ」

 「いいだろう。お前の口におれのつくった薬をねじ込んでやる」

 「きゃー!こわーい!けど、怒った子供ってかわいいー!!」

 「抱きつくなァ!おい、リディアなに見てる!?おれがこの女に抱きつかれてもいいのか!?助けろ!」

 「え。別にどうでもいいから助けないよ?」

 「なっ!?」


 それよりも私はザハラさんにお願いと質問があるのだ。

 ザハラさんがいかにも好きそうな、きゅんきゅん美少女上目使いで彼女を見る。

 するととたん、ザハラさんはエルを離し私の元へすっ飛んできた。ちょろいものよ。エル、一個貸しだからね。


 「やーん。リディアちゃんかっわいいー。なになにどうしたの?」 

 「えーと、お願いと質問がありまして、いいですか?」

 「もちろん!」


 すごい勢いでうなずかれた。

 ちょっと引くが負けるな私。


 「まずお願いなんですけど、私のつくった薬全部買い取らないで少しだけ残しておいてもらえませんか?」

 「あら。意外に簡単なお願いね。いいわよ」

 「あと質問なんですけど。魔法の薬って王宮に届けることってできますかね?」

 「それは無理だわ。王宮には専属薬剤師がいるし。日常的に暗殺が横行する王宮に得体の知れない薬を届けることは不可能ね」

 「そ、そうですかぁ」

 

 肩をおとしたところで気がつく。

 あの。エル、なんでにらんでくるの?


 「お前。王宮で暮らすやつの中に魔法の薬をあげたいやつでもいんのかよ」


 ぎ、ぎくっ。

 しまった。春の国の王子どもに薬を届けようと思ったことはばれないにしても、これでは王宮のだれかに薬を届けたいと思ったことがまるわかりだ。

 

 「いや、なんとなく疑問に思っただけだけどぉ」


 私は急いでアカデミー賞受賞女優並の演技で乗りきる。

 しかし私の一瞬の動揺をエルは見逃さなかった。


 「嘘つくな。お前はすぐ顔にでんだよ。さっさと吐け」


 でました!リディアちゃんがみんなから言われるワードベスト1!「リディアは顔に出る」です!

 これは最速記録だよ。出会って数か月のやつに言われましたよ。

 ていうかなに、このバレンタインチョコ学校に持ってきただろ、誰にやるつもりなんだよ!的な吊し上げ!?


 「若いっていいわね~」


 ザハラさんは頬を染めて身体をくねくねさせているが、たぶんあなたの思っているようなロマンチックな理由ではないよ。

 私は単純に友達が心配なだけだからな!?


 「師匠助けてえええ」


 師匠に泣きつけば、彼はやれやれと肩を下げながら詰め寄るエルを私から引き剥がす。

 さすが師匠!大人の男!だてに120年間生きてない!


 「リディア。仕方がないからあたしが空間魔法で薬を送ってあげる。で?どこの馬の骨に愛のこもった薬を渡したいって言うの?」


 師匠の目は据わっていた。

 お前もかブルータスならぬ師匠!

 そもそも愛のこもった薬ってなんだよ!


 「だぁぁ!もういいの!私の質問は忘れて!ほっといて!ほんとうに疫病が蔓延したら師匠に薬を送ってもらうからぁ!」

 「おまっ!やっぱり誰かに薬を届けようとしてたんだな!?誰だ!どこのどいつだ!」

 「リディア。いい子だから教えなさい。師匠としてやらねばならないことがあるのよ」

 「クラウス~。あんた今手に持ってるの毒薬だよね?ぷふーおもしろくなってきたぁ」


 ぎゃいぎゃいと騒ぐ周囲の変人たち。

 師匠に攫われ、早数ヶ月。私はひさしぶりに叫んだ。



 「もぉぉ!!やっぱり孤児院帰るーーー!!!」


 


 


 今だから言えるが、このときの私は今日のこの日がフラグになるなんて思いもしなかったのだ。

 2年後、疫病がほんとうに春の国に蔓延することになるなんて。

 それがきっかけでどえらい事件に巻き込まれることになるなんて。

 私はどこでなにをしていようが、シナリオぶっこわしてでも変態や変人(古株も新参ものも含めて)に遭遇してしまう体質だったなんて。



 思いもしなかったのだ。はぁ。

 



とりあえず、第2章魔法使い見習い編~師匠と兄弟子~はこれで終わりです。

今回の師匠と兄弟子編は、次にひかえている話を進めやすくするためのチュートリアルみたいなものでして、出しておきたいキャラと設定は出し終えたので、たぶん終わりです。ちょっと眠くて日本語がおかしいかもです。すみません。あとで編集します。


次話から、春の国の逃亡少年スタートになります。よろしくお願いします。

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