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メイジ オブ Mage  作者: 水無月ミナト
建国編 奔走する魔導師
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第一話 「建国開始」

魔導書編 集める魔導師 第三十八話の続きとなっております。

 建国をするにあたって、まず最初の関門がある。

 それは地元民の理解だ。この島は少数民族がいくつか存在し、規模は小さいにしても元から住んでいる人々だ。

 前世の世界史によれば、コロンブスによってアメリカ大陸への渡航が可能になったのち、ピサロやコルテスといった征服者たちは武力により先住民族を追い払い、奴隷にし、数を激減させるにいたった。

 俺もそうやって武力行使ができないわけじゃないが、まぁ、勝手にここに建国すると宣言している手前、とりあえず話にいかないとな。

 ここには以前から魔王ガラハドが住んでいたので、彼を引っ張っていく。一応奴はこの島すべての先住民族と交流をしていたらしいからな。


 それはそうと、今、この島にいる魔導師は俺とリリー、あとアルマとユカリだ。

 フレイヤとグレンはデトロア王国にとって重要人物だし、そう易々とこちらに来ることは叶わない。というか、フレイヤは来れないし。

 イズモとノエルも、カラレア神国とヴァトラ神国の女王に王女だ。

 ミネルバは……まぁ、デトロア王国に残した想い人に会いに行った。


 先住民族に話をしに行くのは、俺とリリーとガラハド。ユカリはアルマに任せて留守番だ。

 ちなみにアルマにはあの傾いた城の改修を任せた。というか、やりたいと名乗り出たので一任した。黄の魔導師としてどこまでできるか知りたいそうだ。

 ユカリはその際の荷物運搬係として重宝しているらしい。龍の姿になれば資材を運ぶには十分すぎるほどの巨体だしな。


「あたし、いるかな。お城の改修の方が人手が必要じゃない?」

「リリーは俺のストッパーとして必要だし」

「ああ……そうね、確かに」

「ガラハドじゃ、心もとない。ていうか、力づくだし、この人」

「俺はお前の家族でもなければ伴侶でもない。手っ取り早い解決方法を選んで何が悪い」

「ほら」

「わかった」


 ガラハドはこういう奴だ。わかっていた。

 ガラハドに案内されながら、とりあえず歩き続ける。まず最初の民族はルガー族というらしい。


「そいつらはどんな奴なんだ?」

「一言で言えば人狼だ」

「人狼? 獣人族とは違うのか?」

「少し違う。獣人族は人の姿を基本に、獣の姿に変わる。しかしルガー族は、見た目はオオカミの獣人族だが、人の姿にはなれない。どちらかというと魔人族に近い」

「ああ、馬頭とか牛頭とか、その辺か」

「そうだ」


 なるほど。人の姿になれない種族か……獣人族と仲良くできそうだな。アルマを連れて来ればよかった。


「ただ一つ、ルガー族は実力社会だ。族長はその座を賭けての殴り合いだ。まぁ、つまり……わかるだろ」

「わかるよ。叩きのめせってことだろ」


 わかりやすくて、とてもいい。


「ネロ、悪い顔……」

「おおっと、すまん」

「イズモはいつもこんなネロといたのね……よく愛想尽かされなかったね」

「あん? だってイズモは奴隷だったし。離れるわけにはいかなかったんだろ」

「……ネロのそういうとこ嫌い」

「え、なんで? なんでいきなり嫌われたの?」

「お前が鈍いからだよ」


 い、いやだ! そんなよくある設定絶対に嫌だ!



☆☆☆



 そんでやってきましたルガー族の集落。

 その集落なんだが……まぁ、その、リリーを連れてきたことを少々後悔している。

 集落のあちこちに、動物の肉が干されているのだが……なんか、明らかに人のものらしき肉もある……。そうか、カニバリズムの種族だったか……。どうしよう。


「なぁリリー……俺、こいつらを従える勇気ないよ」

「そんなこと言われても……でも国を作るために必要なんでしょ。頑張って」


 リリーに励まされるが、どうやって食人主義を止めさせればいいのだろうか。彼らにとって同じ人間は等しく食糧なのではないだろうか……そんな彼らが多民族社会で生きていけるだろうか……。

 ガラハドは今、ルガー族の長の面会を取り付けにいってもらっている。残された俺とリリーは、ルガー族の監視の下、村の中で待たされていた。


 周りには4人のルガー族。ガラハドの言っていた通り、見た目は本当にオオカミが二足歩行で言葉を解して道具を使っている。

 しかしあれだな、牙も爪も立派な武器なのに、槍という武器を持っているのも興味深いな。

 人間が道具を器用に使いこなすための必須条件は、五本の指を自在に動かせるからだと聞いたことがあるが、ルガー族の手はオオカミの前足のままだ。肉球とかありそう。まぁ、ある程度指は動くようだが、それでも人間には及ばないだろう。

 この辺も魔人族との区別なんだろうか。魔人族の多数は、獣の姿でも人の手、指を持っていたからな。いや、もしかしたら魔人族に混ざれば魔人族扱いにされるのかも。

 そもそもこの島は元から隠された場所であって、運よく辿り着いた魔人族か獣人族の原初の姿だったりするのだろうか。その辺は学者に頼らなければ、専門的なことはわからないけれど。


 それにしてもガラハド遅いな。かれこれ小一時間は経過しそうだ。

 まだ待つのかとため息を吐いた時、俺とリリーを監視していたルガー族の一人がリリーに手を伸ばしてきた。

 リリーはその手を弾くが、そいつは笑みを浮かべて何度も触ろうとしてくる。

 俺が出しゃばる暇もなく、リリーはその手を掴んでそいつの体を押し退けた。


「何なのよもう!」

「……あー、これはあれだな」

「なに?」

「リリー」


 押し退けたルガー族に意識が向いていたリリーは、別のルガー族の接近に気付くのが遅れた。ので、俺が抱き寄せて回避させる。

 途端に、ルガー族は手に持っていた槍を構えて臨戦態勢に入った。


「どうやらあちらさん、ダークエルフっていう未知の、それも女に興味津々らしいな」

「ぶっ飛ばす!」

「リリーがするまでもないよ」


 ルガー族はリリーを抱き寄せている俺に向かって槍を放ってくる。俺はその矛先にイビルゲートを真似た魔法を展開し、別のルガー族の足に命中させる。

 傷を受けたルガー族は、その痛みに対する悲鳴は上げないが、代わりに遠吠えのような声を発した。すると、集落の奥からわらわら多くのルガー族が武器を持って出てきた。

 そして俺とリリーを囲み、鋭く睨んでくる。

 その数に、リリーは少し怯んでいるようにも見える。リリーと言えど、未知の種族にこれだけ囲まれると怯むようだ。

 けど、俺は怒っているぞ。


「お前らさぁ……確かにそっちからすりゃ俺らは異端者かもしれねえけど――俺の女に手ェ出そうとしてタダで済むと思うなよ」


 さあ、闘争しよう。

 それがお前らの、望みだろう?



☆☆☆



「また派手にやりやがったな」


 ガラハドが帰ってきたのは、集落のルガー族のほとんどを倒した後だった。

 族長と思わしき人物は、この惨状に少し怒りを見せているように見える。


「先に手を出してきた方が悪い」

「ここじゃこっちの理屈は通らねえぞ。それと、奴らの土俵じゃ魔法も魔術も魔導も禁止だ。改めて族長と殴り合え」

「はぁ……まぁいいですけど」


 魔法も満足に使えない民族にとって、魔法で圧倒したところで魔力の消費はそうない。

 今から闘えと言われれば、いくらでもやってやるさ。


「じゃあ、とりあえず【ヒール】」


 範囲をこの集落全体にして、回復魔法を唱える。それである程度の連中は起き上がるだろう。


「で、どこで戦うんです?」

「こっちだ」


 ガラハドに案内され、集落の中を歩く。

 俺の回復魔法で起き上がった連中は俺たちの後をついてくる。

 そして案内された場所には、直径30mほどの円が描かれた広場だった。

 その中に族長が入っていく。


「この中で戦う。勝敗はこの円から出す、降参させる、あるいは相手を殺す。そのどれかだ」


 うわ、これは俺、完全に殺しに来られるパターンだな。

 まぁいいや。さっさと終わらせよう。


「それと、挑戦者にはハンデとしてこいつを付ける」

「はい?」


 そういって両手につけられたのは、片方10キロほどありそうな鉄球だった。

 いや嘘だろ? これあれだろ外から来たものにはわからないからって絶対に後付けでくわえられた条件だろ。

 マジかマジかおいマジかよ。これはちょっとヤバいのではないだろうか。


「どうした? 早く入らないか」


 ガラハドに急かされる。俺は訴える目で睨むと、奴は口元を隠しながら笑った。

 おいおいおいおいおい。お前まさか、まさかお前これお前が言い出した条件じゃねえだろうな?


「ついでに、負ければあのダークエルフは族長のものになるぞ」

「殺すぞ」

「俺ではなく族長を殺せ」

「全員殺ス」

「ね、ネロ? 落ち着いて。あたしは大丈夫だから」


 ああ、まぁそっか。リリーだって魔導師だ。いざとなれば自力で逃げられるだろう。

 でも、だからといって負けるわけにはいかないだろ。ガラハドが何をするかわからない。奴は、決して味方ではないようだ。

 俺は怒りで拳を震わせながら、鉄球を引きずって円に向かっていく。


「それと――開始の合図はないぞ」


 俺が円に入った瞬間、族長は一足飛びで俺の元まで接近し、顔面に容赦ない一撃を放ってきた。

 俺はそれを受けて、首を仰け反らす。態勢は、崩さない。


「――んなことだろうと思ったよ」


 族長が予想外の拳の痛みに、離れようとする。

 だが、俺はその首を引っ掴む。そのまま締め上げようとしたが、族長が爪を立てた手で腕を引っ掻こうとしてくる。その前に掴んだ族長を振り上げて、地面に叩きつけた。


「おいネロ」

「黙れ。引き裂くぞ」

「……ったく」


 ガラハドは、俺に対して魔法は禁止だと再度言おうとしたのだろう。俺が族長の一撃を体を硬化させて防いだのは、明らかだ。

 だが、ルガー族にとってはそれはわからない。なぜならこんな魔法を知らないから。


「殴った場所が悪かった。そうだろう?」

「……ああそうだな。族長はお前の顔面を殴ったが、運悪く殴った拳が痛くなるような場所だった」

「その通りだ。いやぁ、運が悪かったなぁ。そんで死ね」


 俺は10キロの鉄球を振り上げ、族長に向けて叩き落とす。


「今度は運が良かったな」


 だが、その攻撃を紙一重で避けた族長。その額には冷や汗らしきものが浮かんでいる。

 俺はもう片方の鉄球を弧を描くように振り回す。が、これも躱される。

 叩きつけと振り回し、これらを交互に放ちながら族長を追い詰める。


 円の端に族長を追いやり、そこで鉄球を振り回すが一向に当たる気配はない。これくらい族長にとっては躱せて当たり前なのだろう。

 そして叩きつけた攻撃の隙をついて、再度接近してくる。

 爪を立てた手を横薙ぎに振ってくる。それを上体を逸らして躱し、起き上がる勢いを付けて頭突きをかます。

 結構痛い。ということは相手も相応のダメージを受けたはずだ。


 ガラハドがいつまでこちらの味方をしてくれるのか謎なので、極力魔法はあまり使わないようにしよう。まぁ、魔法でなければ使っても構わないわけだし。

 なにせ俺の使う身体強化は魔法とは言いにくい。というか、言いにくくしている。俺が勝手にアレンジして。

 やっていることは魔力を多めに魔力回路に流して身体強化をしているわけだが、魔法に必要な命令式を入れていない。ゆえに魔法には分類されない。ただの魔力の流れだ。

 とはいえ、魔法を使っているかどうかをルガー族が判別するには、おそらくガラハドに頼らなければならないのだろう。


「――――!」

「あ? 何言ってるかわからねえよ。大陸の言葉を使ってくれ」


 族長がなんと叫んだかわからない。こりゃ翻訳魔法が必要だな。それを魔法道具にもしなきゃならないかもしれないとは……。

 とかなんとか思っていると、族長が服から何かの実を取り出し、それを食べた。

 魔法はなしでもドーピングはアリってか。ご都合主義だこと。


「ネロ、お前相手を舐めすぎだ」

「舐めすぎたって……言葉もわからねえのにどうしろってんだ」

「教えたはずだぞ。敵に対しては――妙な動きをさせるな、と」

「……ああ、確かに」


 ガラハドに説教を受けている間にも、ドーピングをした族長の身体が膨れ上がっていく。あれがすべて筋肉なら、相当な量だ。


「何だあれ。本当に今まで俺が戦っていた族長か?」

「そうだ。ルガー族はこれを狂狼化と呼ぶ。満月の時に限られる彼らの本領を昼でも発揮できるようにするための薬だ」

「副作用は?」

「丸一月、夜でも狂狼化が行えなくなる」

「あー……なるほど。自制は効くのか?」

「ある程度は、な」


 ここに国を作るなら、その薬の成分を分析して狂狼化時に自制だけでも効かせられるようにしなきゃ集団生活は無理くさいな。


「それよりも、戦闘に集中した方が良い。この女を取られたくないならな」

「……オーケー」


 魔法も魔術も魔導もなし。基本は自身の力のみのガチンコバトル。

 けれど。

 そんなこと、魔導師の俺に……あ、俺はもう魔導師じゃないのか。まぁでも魔法を主体にしている俺に言われても困る。何せ遠くから狡い手を使って敵を倒すのが魔法師の本領なのだから。近接戦闘は騎士の領分だ。

 だから、遠くから狡い手を使って勝たせてもらおう。

 俺の仲間は、誰にも奪わせやしない。そのために強くなった。


 狂狼化を行い、目を赤くしてこちらを鼻息荒く睨んでくる族長。対して、俺は構えを解いて自然体になる。

 魔法師は、別に構える必要なんかないものね。

 警戒をしてか、族長は突っ込んでこない。執拗に観察されている。


「なにビビってんだよ。それでも族長かよ……あー、言葉通じねえのか」


 煽って挑発しようかと思ったのだけど、それも無理かぁ。

 でも、それは言葉に限られた話。


 俺は自然体を解いて腕を組む。そして顎を少しあげて不遜な態度を取って見せる。

 すると、あれだけ警戒していた族長だが、狂狼化のおかげか額の青筋がビクビクしているのが丸わかりだった。

 次の瞬間には目にも留まらぬ速さで、俺へと迫っていた。

 まぁ、目には留まらないけど、魔眼には捉えられた。

 眼の前で止まった族長は、鋭い蹴りを俺の頭を狙って放ってきた。魔眼で見えたそれを、俺は首を後ろにそらして回避する。


「――吸い込んだな」


 次の攻撃が来る前に、俺はそうつぶやく。

 そして族長のパンチが俺の顔面へとヒットすると同時に、彼は倒れ込んだ。


「ネロ!?」

「大丈夫だ。問題ない」


 攻撃を受けた俺に、リリーが心配そうな叫びを出してくれる。けれど、今の攻撃はわざと喰らったし、別に大丈夫。

 ほんとほんと、全然痛くない。痛くないったら痛くないやい。

 ……鼻血が。血の味がする。


「強がるな。涙が見えるぞ」

「うるさいやい!」


 ガラハドの茶々を一蹴し、倒れ込んだ族長が起き上がる前に円の外へと蹴り出した。

 よし、これで俺の勝ちだな。


「…………」

「あー、その顔。お前俺が勝利条件忘れて族長残したまま円から出るの待ってたろ」

「何のことやら」

「残念だったなクソジジイ」


 俺とガラハドが言い合っている間も、ルガー族は族長を回収しようとしない。

 まぁ、そりゃそうだろうな。族長が何もされずにぶっ倒れたところを見ると、魔法を使ったようにしか見えないだろう。けれど魔法じゃないんだよ。

 魔法じゃなくて、魔力なんだよ。ただちょーっと、俺の魔臓の中で弄って拡散させた魔力だけど。

 魔眼があれば狂狼化の謎なんて文字通り一目でわかる。ルガー族特有の魔力回路にこれまたルガー族特有の満月の時に分泌されるのだろう魔力が行き渡り、身体能力を数十倍に引き上げるのだ。それを相殺してやれば狂狼化は解けるし、そこに催眠作用を付け加えればぶっ倒れもする。

 この世界における不可思議事案はすべて魔力が関係している。魔眼があればいくらでも解析可能なのだ。


「ガラハド、早くこいつら説得しろよ」

「お前は俺をなんだと思っているんだ? 俺はただの案内人兼通訳のようなもの。ルガー族の神でも仏でもないぞ」

「うーわめんどくせえこといってんなぁ。じゃあ今度は魔法ありで全員ぶちのめせばいい?」

「ちょっと待っていろ……――――――。――。・・・・・・・。――――――。うむ。いいぞ。好きなだけ暴れろ」

「いやちゃんと通訳しろって」


「『奴は魔法を使わず族長を倒した。保証する』『嘘だ。そいつは魔法を使った』『魔法を使っていればこんなにかからない』『ガラハド殿はなぜそいつの味方をする』『俺は公平な立場だ。奴の実力を知りたいなら、なんでもありで全員で襲いかかれ』『いいだろう。ぶっ殺してやる!』ってところだ」

「そんなに長い会話とは思えないんだけど」

「『族長負けたぞ。悔しかったらバトロワしろや』『オッケー』」

「略しすぎだろ……まぁ、魔法アリで暴れていいなら、どうでもいいけどさ」


「それあたしもやっていいの?」

「ああいいぞ。何でもありだからな」

「滅茶苦茶引っ掛かる言葉なんだけど……」

「手っ取り早くお前の目的を進めてやろうという気遣いさ。いいから――構えなければやられるぞ」


 会話しているうちに、戦闘準備の終わったルガー族が、俺たちを包囲していた。


「リリー、ガラハドは無視で大丈夫だ」

「え……いいの?」

「いいだろ?」

「自衛くらいできる。一切手伝わんがな」

「わかったわ」


 そして、文字通りなんでもありのバトルロワイヤルが始まった。

 ……まさか援軍まで呼ばれるとは思わなかったけど。

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