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TRUMPⅡ  作者: 四季 華
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「ほらヨ、ナッちゃん」

「あ、ありがとうございます」

 残された三人はひとまず休憩所に戻った。丈が自動販売機で缶コーヒーを買ってその内の一本を夏輝に投げ渡す。もう一本は琉妃香へ。

「あんな激昂したハル、初めて見ました。普段はあまり感情を表に出さない人ですから」

 夏輝が言うと、丈は悲しそうに笑った。

「本当なら殴って止めるけどサ、理由を知ってる以上、殴る気にもなれなくってネ」

「理由?」

「ハルは過去に、事故でダチを亡くしてるんだ」


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