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神のイメージと違うんですけど…

振り返ると、上質な生地だがシンプルな、私とおそろいのワンピースに身を包んだ5歳くらいのロリがいた。しかしさっきの美しい声の持ち主がいない。

「どうしたのかな?」

「あぁこの容姿だもの。勘違いするわよね。改めまして、水の女神フェリーネです」

「まぁ名前の詐称なんてよくないわよ!」


「水よ」

彼女が話した途端、彼女の周りにたくさんの水球が浮いた。

「あの方、神に祈ってないのに、魔法をだした!間違いなく神よ!」

カラメロが言う。改めて見つめると、顔立ちも人外に整っている。ロリとは意外だが確かに水色の髪も濃い紫の瞳もすさまじく美しい。

「分かっていただけた?他の神も呼ぶわね」

その途端視界がぐにゃりと曲がり、戻ったあとには目の前に6人の神が増えていた。

「いや、神と会うのあっけなさすぎだって!」

「確かにそうね、やり直す?」

「もういいです。」私はガックリうなだれた。


「水の女神フェリーネです。」

「火の女神ライーラです。」

「光の女神テティーロです。」

「風の神ホレルだ。」

「闇の神ナリウェルだ。」

「土の神キレーメだ。」

「総括神プリシアムだ。七人揃って、『神様戦隊』」

「「「「「「「参上!!」」」」」」」」


私達は小声で話し始める。

「ちょっとカラメロ。神ってあんなのなの?」

カラメロも目を細めて決めポーズをとる7神を見る。あっ、キレーメが転んだ。

「そうね。私ももっと畏怖の対象だと思っていたわ。持つ力は間違いなく神のものなのにね。」


「ちょっと何私たちを置いて話し込んでるのよ。」

「そうだ。無礼にも程がある。」

「いや、戦隊モノの決めポーズするショタとロリをどうやって敬えと?」

「ふん、あなたの記憶が悪いのよ。」

そこから聞いた話からすると……

彼ら神の1人、総括神は名前のみカッコ良いが、実際は魔法は他の神に比べて弱い。しかし、全属性使えるので他の神の雑用、時にはリーダーをこなしており、総括神と呼ばれている。そんな彼にも彼のみの特殊スキルがある。それはこの世界の人の記憶がのぞけるというものだった。それで人の記憶をのぞき、神に対する思想に問題がないかや力を乱用しない安全な人物かを見極め、各神に対する忠誠度も考えながら加護を与える指示を出すのだという。

「まだ赤ちゃんのうちはね、この世界で前世誰だったか見られるの。その人についてのぞいてみて加護を与えるんだよ〜。」テティーロの言葉に。

「えっと、レイティーンは前世どういう人の設定だったの?」

「大暴れしてた魔王だよ。」総括神が答える。

そりゃ魔力だけ多いわけで加護与えられないよ!一億年前に伝承で封じられた魔王ですか…。この世界は魔王=闇の魔力ではなく、光の魔力だ。伝承によると、毒霧や魔剣を創造して暴れていたらしい。だからレイティーンも光の魔力多いんだ…。思わぬサイドストーリーが知れて嬉しいような嬉しくないような…。ちなみに、光魔法使いの中でも聖女扱いされるのは主に治癒に長けているものである。

「それなのに…」涙でぐしょぐしょの総括神。

「急に強い対結界反応がレイティーンからあったんだ。それで、さらにやばいやつになったのかと思って記憶のぞいてみたら一面霧!僕にも見れなかったんだよ。でも雰囲気的に、他の神が管轄する『宇宙』の住人だと分かったからそこの総括神に聞いてみたんだ。そうしたらやっぱあの馬鹿神どもの管轄だったよ!」

「馬鹿神…?」自分たちのことかな?

「このナリウェル様が教えてやるから耳の穴かっぽじって聞いとけや!いいか、あの世界の神は力があるのにそれを住人に与えないケチ臭い野郎なんや!しかもたまに遊びで雷とか大雨とかもやっとる!あんなバカどもに育てられて大変だったなあ?」

「疑問形なのに有無を言わせぬ雰囲気…」てかなぜ関西弁!?

「ごめんね、ナリウェルは普段はとても優しいのよ。でもこの件は別で…。私もだけどね。」怖い怖いライーラ怖い。服がチリチリ燃えてるよ!?

「総括神はいいやつなんだけど。アイツらは無理だわ!それにナリウェルはなぜカンサイベンか?それもレイティーンのせい」総括神がまた意味深なことを言う。

「そろそろ説明するか…

実は、僕たちも見当違いなのはわかっているんだけど、あの神たちの愚痴を宇宙の総括神に言ってたんだ。そうしたら、いいことしてあげたから許してよって言うから、どんなのかきいたら、魔王の生まれ変わりをなんとかしてくれたって…。それが斉藤凛音、君をあの体に入れて、人格を君のものにすることだったんだ。それについて、斉藤凛音にも問題があったらめんどくさいから、記憶をのぞかせてもらった。」

「その時に戦隊ものや関西弁にはまったのさ!」ナリウェルが割り込む。

「なるほど…?」


「一段落したみたいだから、君の死に方教えてあげる♪」

「楽しそうにいわないで!」ホレルにツッコむ。

「学校の帰りに路地裏にドラム缶が積まれていたのに、楽しそうだなあって登って、雨の後だ…」

「嗚呼!思い出した!!雨の後だったから滑って頭から落ちたんだ!でも普通それくらいで死ななくない?」

「原因は、君の体が貧弱だったことと路地裏でやったから人が助けに来なかったことだね。」

「どんくらい?」

「3時間」

「えっ馬鹿じゃん…」

そんな心の底からみたいに言わないでカラメロ!傷つくわよ!

「さすがの神でも生きている体から魂をとることもできないし、死んでいる体からもとれない。宇宙中で貧死の人を探した中で、この世界で魔法を使った未来予想をして作った乙女ゲーム『魔法と愛は永遠に』をプレイしているプレイヤーはごく僅かだった。そんなかで一番精神力が強そうなタフな女が、君だ!!!」

「そんな理由で決められりゃたまんないわよ…」

「しかし、レイティーンは不遇な境遇から死ぬだろうという占いが出ているし、魔王の方の人格を抑え込むのに、君は実は今だって刻一刻と精神力が削られているんだ。しかも、あのまま放っておいても誰かが助けに来てギリギリ助かった可能性もある。」

「知らぬが仏…」

「だからね、君にチートをあげる!」

更新遅くなりました…。すいません!

やっとチートまでたどり着きそうです…。

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