奈落装備之草紙
基本的に詳細が明かされたものから載せて行くので、ネタバレ注意です。
奈落装備とは
・伍等装備:何の役にも立たず、探索に不必要なもの。使い道を見出せない物品。主に地上の道具、奈落装備以外の物を指す。
・肆等装備:探索に有用ではあるが取るに足らない、または沢山存在するもの。既存の道具の代用になり得る程度の物品。
・参等装備:優秀な価値を見出せるもの。活用法によっては、探索に大いに活躍する物品。
・弐等装備:武器、または道具として優秀なもの。異形討伐に役に立ち、探索を優位に進められる物品。
・準壱等装備:生活、及び探索に極めて有用なもの。今までの常識を覆しうる力を秘める物品。
・壱等装備:未知の領域の探索にすら必要視される極めて優秀なもの。深淵の脅威を、容易に対処できる物品。
・特等装備:国すらも変えかねない物であり、もはや危険であるもの。それ故に探索には必要不可欠な物品。
《消失ス刀剣》 階級:参等装備
・刀身が周囲の景色を反射し映し出す事で、刀身が見え難くなる刀。
刀身以外は何の変哲も無い打刀と変わり無い。
《火垂ル石》 階級:肆等装備
・光を吸収し赤橙色に発光する不思議な石。
光が強く、行灯の代わりに使う探索者が多い。
《狩リ刀》 階級:伍等装備
《寂滅ノ面》 階級:壱等装備
・正面に被る事で、使用者を周りから不可視にする。
零の持つ折り紙の狐型の面以外にも存在している。
《晦冥ノ羽織リ》 階級:肆等装備
・深淵に住まうとある烏の羽で作られた羽織。
光を殆ど反射しない為、夜の闇に紛れ込める。
《鉄火鉱》 階級:肆等装備
・唐紅に輝く金属鉱石。
熱の伝わる速度が速く、人の体温でも十分に温まる。
《祓イ刀》 階級:弐等装備
・五尺五寸の大太刀。
重さと長さで弐等装備にまで上がった。
《呪詛針》 階級:肆等装備
・投げると真っ直ぐ飛び、軌道が逸れる事無く突き
刺さる。
《七歩雫》 階級:弐等装備
・異形にも効く深淵に住まう蛇から採取出来る毒。
その名の通り、七歩歩く前に事切れる。
《断空》 階級:特等装備
・洋鋏、《空断チ鋏》から加工された短刀。
その名の通り空間を断ち、対象のみを破壊する。
《爆ゼル刀剣》 階級:弐等装備
・柄頭を叩くと柄の中に収められた火薬が炸裂し、《鉄火鉱》の合金製の刀身が熱せられる。
柄の火薬入れは交換可能。
《言珠》 階級:弐等装備
・透明な水晶玉の様な装備。
珠を通して声を発すると、声の振動を増幅させて強制的に命令を発動できる。
命令の難易度や相手の抵抗、声の大きさなどに左右され、限界を超えると割れてしまう。
《逆鱗石》 階級:弐等装備
・名の通り龍の鱗の様な形をした石。
異形の放つ何かに反応して、光と熱を放つ。