羽後平定戦 おまけ
残った反乱や一揆などを話し合い(物理)で鎮圧しつつなんとか羽後を平定した、羽後の四分の三は南部家の支配下におかれることに、恐らくは九戸氏が治めることになるだろう。
「おーい、政栄くん?」
「失礼しました、なんでございましょう。」
「本家と父上からの命令でね、安東家からお嫁さんを貰うことになったよ。」
なるほど、政略結婚ですか、イケメンでも自由恋愛はできないのね、ケケケ。
「安東家の愛姫だ、こちらが軍師の八戸政栄くんだよ。」
「初めまして、八戸政栄です。」
ちっ、イケメンには、綺麗な姫さんかよ、絵にはなるが呪われろ、そして爆ぜろ!
「お久しぶり、…弟を助けてくれてありがとう。」
ん?あったことあったっけ?、昨年の交渉の時かな?
◆◆◆
軍目付
噂通り、いえそれ以上でしたね、まあ、野心がある人物でないのは南部家にとって重畳ですね。
若い世代はなかなかやりますね、ええ、晴政様のため働いてください。
これからも、油断なく監視していくとしましょう。
◆◆◆
目をつけられたようです。
◆◆◆
羽後平定戦の後、羽後は九戸氏の管轄下にはいった、国内安定のため、檜山城の改修に着手し何故か俺が基礎改修を担当していたり。(契約金がわりに、鉄鉱石のレートを下げて貰った。)
新技術を売ってくれとつきまとわれたり、まあ平和だろう。
北津軽地方では大浦氏が松前の蠣崎氏と友好を結び交易を開始した。
南津軽地方では、石川高信が反南部の勢力を一掃し領土を拡大している。
南部家は北東北地方を事実上制覇したことになる。
史実では斯波氏を攻略時点で北条征伐が起こり終了になったわけだか。今はまだ1551年なんだよね。
まだ桶狭間すら起きてないこの状況を俺はチャンスと捕らえるべきなんだろうけど、ただねぇ、大敗して人口減少なんて事態は避けたいのよね。回復力が近畿地方とは比べものにならないからね。10年位かけてゆっくり内政すべきなんだよな。まあ、晴政様の考え一つなんだけどね。




