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Project 1

作者: kiarina

これはただ、一つのチャットだ。

あとようわからんから怪文かもしれない。



「始まり」ーー


ある日、俺は何も考えずに、あるチャットサーバーに参加した。

もともと俺は毎回外国のサーバーに参加していたが、

そのサーバーは日本人が多く、会話しやすく、わかりやすかった。

こうやって文章を書いていくと、何を書きたいかわからなくなるが、

分からなくても書き続ける。

毎日そのサーバーに参加していた。

そのサーバーで俺はあまり話すことはなく、基本、ずっと参加しているだけだった。

ゲームと連携されているサーバーで、俺はずっとゲームの方を楽しんでいた。

そんなある日、俺はそのゲームで、あるプレイヤーに騙され、持っていたアイテムを盗まれた。

とっさにその事をチャットに打ち込んだら、あるプレイヤーと出会った。

その人は、新規だった俺にも優しく、その人がいる日はすぐに参加した。

それから、何を考えたのか、俺は一つのプロジェクトを立ち上げた。

それが「Project1」

実際そのprojectが1と呼ばれたことはない。正式には「project kiarina」というものだ。

その時現実で俺はド陰キャコミュ障で、そんな自分が変われるのかと思った。

「ゲーム内だけでも変わりたい」そんな事を思いこのプロジェクトを立ち上げた。

内容は、自分を「偽る」事。

現実では自分を偽ることさえ出来なかった身だ。だから偽りたかった。

そんな事で偽りつつ、俺は毎日参加していた。

それから3か月、俺は常連となっていた。

毎日、一日の半分以上そこにいて、ふざけたり、会話したりしていた。

ただ、途中から、一つ思うことがあった。

「偽りたくない。」

ありのままの自分でいたいと思うようになった。

ただ、そんな事を思いつつも変わらない毎日を過ごしていた。

ただ、もう一つ、サーバーにいて実感することがあった。

「俺は嫌われている」。

サーバーの上層部や、運営の人間から、俺は好かれていなかった。

もともといじめられっ子だった俺は、発言がネガティブなのかもしれない。

もしくはふざけたのがだめなのかもしれない。

そんな罪悪感を抱え4か月が過ぎた。

その時は、好かれないだけじゃない。

完全に嫌われていて、

「もうじき、あっちの都合でBanされるんだろうな」

そんなことばっかり考えていた。


ある日、俺は乗っ取られた。

ある時ウイルスが入り、俺のPCは壊れ、アカウントも相手に行った。

サーバーの事だけじゃない。PCには大事な物、思い出、いろいろあった。

ただその時、俺はそのサーバーへの罪悪感しかなかった。

壊されたことはどうでもいい。ただ謝りたかった。

乗っ取られ、その「俺」は、皆に見たくもない、気持ち悪い画像や、

暴言などが送っていた。


罪悪感しかない。

俺はそのサーバーに一度だけもどれ、謝った。

ただ、そのサーバー民が俺に、「お前には謝る権利もない」、

「もう一生会いたくない」そんな事を言いい、俺はすぐにbanされた。

俺は乗っ取りの犯人は知っていた。

だから、俺は復讐を決意した。


もう一度戻った時、犯人が消えていた。

そいつは俺を乗っ取った数日後に何者かに攻撃をされ、倒されたんだ。

倒したとされる人物がいた。それが「A」という人。

ただ、実際そいつの手柄でないことはそのあとに明かされる。

Aは、犯人のサーバーの常連だった。

俺は、前のサーバーの友人数人と、Aと、技術者と名乗る「B」とともに、

自分でサーバーを作成した。

そしてbanが解除されていたため俺は一度前のサーバーに戻った。

ただ、そこで、俺と気づいたとたん、「せっかくbanしたのに、また戻ってきやがったのか」

と、数人が言った。

俺はそいつらのせいだと分かった。

その時の俺は、そいつらと、乗っ取りの犯人のボスを、消すため、復讐をもう一度決意した。


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