18話 逆転
金属の棒を握ったヤクザが、背後に立つ。
俺は覚悟を決め、目を閉じる。
ゴッ!!!!!!
鈍い音が、周囲に響き渡る。
ドサッ
俺は、恐る恐る目を開ける。
しかし、俺の足元に転がっていたのは、ヤクザの頭だった。
「先輩!!大丈夫ですか!!」
「危ないところでしたね!」
そこには、『おちんボ』のメンバー達が、全裸で仁王立ちしていた!
その股間は、夜空を貫くほどに滾っている!金玉はない。
「ど、どういうことや琴!一人やなかったんか!」
「言われた通り、俺は連絡しなかったぞ。そう――――、 ”警察” にはな!」
そう。手紙を見た俺は、セックス中のメンバーたちに予め連絡をしていたのだ。
「俺達は以前、オタクの魔の手から部長に救われました!」
「今度は、俺達が部長を助ける番だ!!」
黒州は歯を食いしばりなら、粗声を上げる。
「そ、それにしても、周囲は厳重に見張らせていたはずや……!
気付かれずにここまで来るのは不可能!
お前ら、どこから湧いてきたんや!?」
メンバーは自信満々に答える。
「ハハハ!舐めてもらっちゃ困るぜ!」
「あの事件以来……俺達は鍛えてきた!」
「セックスの負荷も一日50回まで増やし、コックリングの重量は30kg!
竿の上にコンクリートブロックを敷き、最強の肉体を作り上げたのだ!」
「マン汁の海を泳いできた俺達にとって、夜の海など造作もない!」
「まさか、気付かれないよう、この荒波の海の中、泳いできたというのかッッッ!!」
メンバーたちは、勃起した亀頭を黒洲に向け、歩み寄る。
「さあ、我らが部長と、その母様を返してもらおうか!」
「や、やかましい!お前ら、撃てー!撃てー!」
パンパンパン!!
ピュンピュンピュン
メンバーたちは、構えられた銃の角度を目視し、弾道を予測することで弾丸を避ける。
「こ、コイツら、当たらねえ……!!」
「その程度か……?」
「うぉおおおおっ!!!」「死ねや外道がぁああ!!」「このっ!このっ!」
グシャッ!グシャッ!
ぐあーーーー!!
倒されたヤクザの顔面を執拗にパンチし、顔面をミンチにしていくメンバー達。
「く、くそ……!」
「『ヤクザ連合』、もはやここまでか……!」
―――異世界―――
「私の魅力に酔いしれなさい♡♡♡♡♡♡♡」
サキュバスにより、ザーメンを撒き散らす人類!
「俺の性的指向は動物の死骸だから♡♡、辛うじて正気を保っているが♡ このままではもう限界……!!♡♡♡♡♡」
「き、来たぞおおおお!”金玉軍団” だっ!!」
「た、♡♡♡ 助かった ♡♡♡ ♡♡♡ 」フスーッフスーッ
「あらあら♡ 困ったわねぇ♡ 私の<魅了>を、あの軍勢に維持するのは流石に難しいわねぇ♡」
「しめた♡ エロさが収まってきたぞ ♡」
「ほらドレイン。彼らのセックス・エナジーを吸い取って、私に付与して♡」
「ちっ、野郎の性欲エネルギーなんぞ吸いたくもねえよ。」
「あらあら♡ 四肢切断されて動けないのに随分な物言いねえ♡ この場に置いていかれて困るのはど・っ・ち?♡♡♡」
「ちっ、仕方ねえ。属性吸収―――――!!」
「きたきたきた♡」
ドレインの身体から、大量のオーラがサキュバスに流れ込む。
「なっ、何っ♡♡♡♡そんなことが♡♡♡♡」
「ふぅ……最高の気分♡♡♡♡
いくわよォ♡♡♡♡♡♡<超・魅了ッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
―――現世―――
「「「イ、イク〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡」」」ピュルピュルピュルピュルピュルピュルピュルピュルピュルピュルピュルピュル
一斉に射精する「おちんボ」メンバー!!!!!
「だめっ♡♡♡♡こんなの♡♡♡♡はじめて♡♡♡♡♡♡」
「なんでっ♡♡♡♡金玉はないはずなのに♡♡♡♡♡♡」
「孕むっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡尿道が孕むっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
みるみるうちに精液に包まれる足元!!!!
メンバーは腰砕けになり、地面には精液の琵琶湖が生成される。
「!???」
「な、なんだか知らんが逆転や!!今のうちに琴をやるんや!」
「了、了解!」
「な、何をする!!!」
俺は、ヤクザに組み伏せられる。
「琴ンンンンン!!!!!」
母さんが、叫ぶ。
「安心しろ、殺しやしねえよ。ただ一生、社会で生活できない体にしてやるよ!!!」
ジュウウウウウウウウウウ!!!
「あああああああああああああ!!!!」
「部……長……」ビクンビクン ドピュルル
俺は、細い鉄の棒で、全身に焼印を入れられる。
「全身にくまなく入れ墨を入れてやる。社長としては愚か、人間としても生活できないほどの刻印をな!!」
ジュウゥウウウウウ!!!
「あああああああ!!!!!」
「琴!!!!!!!!」
―――異世界―――
「う……♡♡♡♡う……♡♡♡♡」ピクピク
「ふぅ……♡ 最後に残ったのは、この金玉ね♡ 流石に防御が厚いようね♡」
サキュバスは、金玉勇者を右手に持ち上げる。
「あぁ……勇者金玉様が……」ドピュピュ
「我々人類は……もう終わりなのか……♡♡♡♡」
サキュバスは、勇者金玉を見つめ、能力を放とうとしている。
「ッッッッッ!???」
その瞬間、サキュバスは、目を大きく見開いた後、足を開脚し、背筋を大きく仰け反る
「おい、サキュバス。どうかしたのか?」
ドレインが話しかける。
「ッッッッッッッッッあああああああああああああああああっンッッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」ビクンビクンビクンビクンビクンビクン!!!!!!!!!!!!!!!
一寸置いて、巨大なオホ声が辺りに響き渡る。
サキュバスの噴いたマン汁が、辺り一面に降り注ぐ。
月明かりはマン汁の水滴に屈折し、美しい虹を作り出した。
サキュバスは、クソ下品なアクメ顔をキメながらその場に倒れ込む。
「おい!どうしたんだ!サキュバス!」
ドレインは、サキュバスが隣に落とした勇者金玉を見る。
「これは黒い模様……入れ墨か!??さっきまでは無かったはずだが……!?」
「まさかっ♡♡♡♡ 金玉の入れ墨が ”淫紋”となり、それを触れたサキュバスにクソ下品なアクメキメさせたのか!??♡♡」
「ひぎぃいいいいいいいいいいいいいいい♡」プシャッ、プシャッ、プシャッ、プシャッ、プシャッ、プシャッ、プシャッ、ジョボボボボボオオオオオオオ
「いっ♡今だ♡♡奴を殺せ♡♡」
「うおおおおおおッッッ♡!!!」
「死ねッ♡死ねッ♡」
「逆転だあああああ♡♡」
「オオオオオオオオ"ッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡」ビチョチョチョチョ(マン汁の音)ビチョチョチョチョ(血の音)
四肢を切断されたサキュバスは、痛覚と快楽の間で、全身をうねらせる。
「サキュバス、討伐完了だああああああああああああ!!!」
人類は、サキュバスに勝利した!!
つづ
く




