子供は植物
子供は植物だと思う
家庭をプランターとするならば、土壌は家庭内の空気だろう。
いつ芽が出るかもわからない、芽が出ても何もできないまま枯れてしまうかも。
支柱をつけなきゃまっすぐ育たないかもしれない。
どこからか病気を持ってくるかも、虫が寄ってきたり茎から折れたり。
優しい言葉をかけると大きくなるかもしれないし、もちろん上から押さえつけるとそこまで止まってしまう
言葉の水も習い事の栄養も、適量じゃないと腐ってしまう。
でも夏になれば大きな実をつけてくれるかも、もしも付けたならそれがその芽なりの親孝行なのかもしれない。
絶対に親の言うことを全部聞く子供なんていないだろう。
だけどそこが子育ての楽しさなのだろうか。