第62話 蒼字危機一発?年齢詐称オバンズ?
皆様ご愛読して頂きありがとうございます。
今回は後半の方なエッチな話が入っております。
苦手な方は申し訳ありませんがとばして
頂くようお願いします。
見て不快に感じた方にはスイマセン(╯︵╰,)
◆大司教オーリンの視点
面白い男が現れた。なんと使徒様だと言うが、会ってみてなんとも怪しい男、見た目が使徒様の格好をしているだけではないのか?疑いつつもセレーナの護衛を務めている。悪い男ではないだろう。
パレードではかなりの活躍をしたと聞いている。戦ってみたい!使徒様とは思わんが、強い男であることは間違いない。
無理を言って模擬戦をすることになったがなかなか良い。私と殴り合える男はそうは居ない。
久々にテンションが上がる。
これは負けられん。
ホワイトよ、必ず打ち負かしてやるわ!
◆一花の視点
「うぉーー燃える展開!血湧き肉躍る戦いよ!」
「バンバン、ドンドン」すご~い。元の世界のボクシングとかプロレスとかの比じゃない迫力だわ!
「お母さん落ち着いて、格闘技が好きなのは知ってるけどテンションが上がり過ぎて念頭力が発動しているから、周りで飛んでいる武器を下ろして」
あ!いっけない。テンションが上がり過ぎた。
私はゆっくりと浮いている武器を下ろす。
「お母さんテレビ番組で格闘技を見ている時、いつも周りが見えなくなって色々と物を散らすんだもん」
「さくら〜そんなの思い出さないでよ〜」
「ふふっ、その後片付けるの大変だったな〜」
「あ〜そんなの懐かしまないで〜」
「いいの!私には大切な思い出なんだから」
「ダメなお母さんでごめんなさ〜い」
二人は笑いながら思い出について話をした。
それにしても、ホワイトさんの体捌き、どっかで見たことがあるような気がするだけど、誰だったけ?
◆蒼字の視点
(まずは大司教様の懐に入る!)
大司教様はダメージを恐れないからやや大振り、攻撃を見極め相手の拳の側面に手を当ていなし、懐に入ると同時に左手でさっき作った『無』の護符を腹部に貼り付け右腕で腹部をぶん殴る。
「ゴハッー」
大司教様は大きく吹っ飛び血を吐いて倒れた。
全員が息を呑み、無音が広がる。
「オーリン……さま……」
シスターの一人がポツリと声を漏らす。
「ゴッハッ」血を吐きながら立ち上がろうとする大司教様、シスター達が近づくが大司教様は手で制止する。
「ゴッハッ……ペッ……どういう事だ、魔力壁と回復魔法が使えてないようだが……これはお前の仕業か?」
「そうです!簡単に言えば魔法を無効化しました。攻撃を当ててもすぐに回復されたらジリ貧なんでね。MP(魔力)切れまで待ってられませんし!」
「なるほどの〜これ程の一撃、久々に受けたわ。かなり痛いが……アッハハハ」
大司教様は血を吐きながら笑ってる。コワ!?
「面白くなって来た!今度はこちらから行くぞ!」
えーーまだやんの〜いやいやもう無理ですやん!
血を吐いて深刻なダメージを負ったでしょ〜が!
俺は驚きつつもその圧倒的闘争心に感服する。
「タッタッタ」その時遠くから誰かが走ってくる音が聞こえ、その方向を見るとシスターが走っていた。
「なーにやってるんだい!仕事せんかーー」
走って来たシスターは大きく杖を振りかぶって、大司教様の後頭部にクリーン゙ヒットさせる。大司教様は顔面を地面で殴打して沈黙する。
そのシスターはこちらを向いて、
「すいません、この人バカなんで皆様にご迷惑ばかりかけて本当に申し訳ありません」
60代くらいのシスターが頭を深々と下げる。
「サマーヌ様、大丈夫ですから頭を上げて下さい」
「あら!セレーナ、ごめんね。いつも迷惑をかけて」
突如現れた女性はセレーナ様とお話をしだした。
俺は一体どうすれば?
大司教様は先程のシスターに引きずられて連れて行かた。
セレーナ様がこちらに歩いて来る。
「おまたせ~試合は終了ってことで!」
「どういう事ですか?あのシスターは?」
「さっきの方はオーリン様の奥さまのサマーヌ様、いつも仕事を抜け出してトレーニングしているところを捕まえて、多分今から説教タイムに入ると思うわ」
「あ…じゃ終わりってことで……こんな幕引きで良いのでしょか?」
「良いんじゃない。オーリン様楽しそうだったし、それなりに満足したんじゃない。あ!そうだ。アルヴィア姫にも話をしてくるわね」
セレーナ様が居なくなり、入れ替わるように何故か一花さんが来た。
「さっきの凄かったです!正拳突きも凄くカッコよくって……」
どうもさっきの模擬戦が大変お気に召したようで、興奮しながら感想を言いに来た。
「……………」
「あれ?ホワイトさんって見えるし聞こえるんですよね」
反応がないので一花さんが不審に思っている。声色は自分で変えるしかないから気をつけないとバレる!出来れば喋りたくないが仕方ない。
「アリガトウ、ウレシイデス」
「なんでカタコトなんですか?」
いかん!意識し過ぎておかしくなった。
「いや、すまん!ちょっと緊張してな。ハッハッハ〜」
「あれ?さっきそんなに声低かったてすか?」
「…………」ダメだ!リカバリー出来ん。
「どうしたの?一花さんとお喋り中かしら」
セレーナ様が戻ってきた。ヘルプミー!
「セレーナ様、ホワイトさんの戦いがカッコ良かったので話がしたくって、それで話をしょうと思ってましたけど恥ずかしがり屋でしたよね!無理ですかね」
「うふっ無理では無いですよ。ただいきなりは難しいので、これから少しずつ慣らしていきましょ」
「なるほどの〜分かりました!それじゃ〜ホワイトさんまたね〜」
スーッと一花さんは飛んでいった。
「お疲れ様、身体は大丈夫?結構殴られてたみたいだけど」
「ん……メッチャ痛いッス」
「はい、『キュアライト』」
光が降り注ぎ痛みが徐々に消えていく。服の下がどうなってるか分からないが恐らく怪我は治っている。流石本職の方、回復力が違う。
「部屋に戻って少し休みましょ」
は〜取り敢えずこれでゆっくり休める。
それからお茶を飲んでしばらく休憩して……
「またですか」
「良いじゃない〜嬉しいでしょ!」
横にはセレーナ様が裸で居る。護衛のために温泉に一緒に入っている。大仕事の祝福の儀式も終わり肩の荷が降りたようでとても気分が良さそう。ビックバーン様もいつも以上にお喜びのようで揺れておられる。
「それじゃ〜そろそろ禊に行くからここから離れちゃ〜ダメだからね!」
「分かってますよ!いってらっしゃ〜い」
セレーナ様は立ち上がり行ってしまった。
俺はその後ろ姿を見て…「本当に50代なのか?」と言って年齢詐称してるだろうと思う。
俺はゆっくりと温泉に浸かる。
「ふぅ〜、まさか異世界に来てこんな良い温泉に入れるなんて、ラッキーたったな。気持ち良すぎでしょ〜………!?」
俺が気持ちよく浸かっていると横に気配を感じる。視線を横に向けると目の前にぷる〜んとした大きな桃が浮いていた。
「えっ……」よく見るとそれは全裸の女性のお尻。
「げ!誰か居たんだ。…ん?…あーー!?蒼字くん」
「一花さん!?………また、股閉めて!また」
一花さんは驚きのあまりバタバタして色々見えちゃってるよ。
「あ……蒼字くんのエッチ!」
「すいません!…取り敢えず温泉に入ってください」
「は〜い」
一花さんは温泉も浸かる。
「なんでここに蒼字くんが居るのよ!」
「ん〜〜それはですね……なんと言えばよいやら」
バレてしまった以上話さなければならないが一体何から話せばいいのか……
「ここって今誰も入れないって聞いてたけど、居ても聖女様だけのはずだし、だからこっそりと来たんだけど」
「あ〜そうですね。まずはそこから説明します。こういう事です」
俺は白ずくめの時の仮面を取り出した。
「あーー!?使徒様のお面!」
驚いて立ち上がるからまたビックピーチが現れ、今度はオレが股をを閉めることに。
「座って座ってください一花さん」
またしても不意打ちで色々と見てしまった。
「あ!立ってごめん!………蒼字くんも立った?」
やかましいわ!
「もう!嬉しいくせに〜、おばさんもまだまだイケるでしょ!」
一花さんは手で身体を隠して見えそうで見えないチラリズムを演出してくる。お、俺は負けない……
「騒がしいと思って戻ってきたら、女性を連れこむなんて非常識よ!蒼字一応ここは聖域と言ってもいい場所なんだから不純異性行為はダメ!」
「メェ」っと可愛い仕草で手を動かすアンタが不純だ!前を隠せ前を!」
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ツッコミ技法レベルアップ、理性ライフポイントダウン
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俺の頭の中でテキストが表示されていた。
「「も〜う恥ずかしがり屋さん」」
二人同時にふざけたことを言いやがって!
「早く二人共温泉に入れ!」
なのでビシッと言って湯に浸からせた。
この後出来るだけ簡潔に今までの経緯を一花さんに説明した。
「へぇー蒼字くん苦労したんだね!」
「ま〜それなりに、楽しくもあったんで良いですけどね」
「あ!思い出したけど、私を縛ったのも蒼字くんなんだ〜ひどーい」
「あの時はすいませんでした。出来るだけ安全に無力化したくって、ああするしかなかったんですよ」
「実は縛るのが好きとかじゃないわよね。さくらには優しくしてほしいな〜」
「別に縛るのが好きなわけじゃないですよ。だいだいさくらは関係ないでしょうが!」
「うふふ、そうかしらね〜」
「え!なになに恋バナ恋バナ」
セレーナ様と一花さんが勝手に盛り上がっている。
「いい歳して恋バナ……」ついボソッと声が漏れる。
「「な〜に〜(怒)おばさんが恋バナしたらいかんのか」」
俺の小さな呟きを聞いて地獄耳の二人は激怒!二人共立ち上がる。
「うわーーすいません。全然おばさんじゃないです(プルンプルンです〜)」
俺は謝るが二人は止まらずこちらに向かって来た。俺は逃げようとして立ち上がると、
「「 まぁ〜! 」」
二人から色っぽい声が漏れる。二人の視線を追うと下の方に行き、俺のエクスキャリバーが抜き身に………
「やっぱり若いと元気よね〜」
「蒼字くん立派よ!さくらも喜ぶわ」
二人から熱い視線を浴びつつ、俺は一歩二歩と下がるが、なぜか二人は手を伸ばしてきた。
「ちょっ待った!も〜う無理、刺激しないで!」
「なんか蒼字くん可愛い!」
「何故でしょう母性本能をくすぐります」
「それ以上近づくな〜爆発するから〜」
俺は慌ててしまい、上手く歩けず足を滑らせ転倒、その衝撃で二人にぶつかり倒れて来た。
その瞬間、見えてしまった。新たなテキストが、
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暴発まで 残り 1秒
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