第33話 悪魔召喚 デビルロックとの死闘
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『デビルロック』 Lv:50
種族:悪魔、ゴーレム
年齢:256
称号:上位種
職業∶特になし
加護∶カルヴァーンの呪い
魔法:カースフレア、カースウェーブ、
HP:82500/82500(+0)
MP∶2800/2800(+0)
気力∶2500/2500(+0)
魔力:1630(+0)
筋力:30000(+0)
耐久:38000(+0)
敏捷:600(+0)
運 ∶0(+0)
スタミナ∶3500(+0)
技能:固有スキル『カースオーラ』Lv4
召喚条件∶10人以上の生贄を捧げる事
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「悪魔召喚……お前!まさか仲間を生贄にしたのか」
魔術師の男は口元に手を当て笑いをこらえている。
「あ〜そうだ!お前達が意識を奪っておいてくれてので楽に取り込むことが出来た。感謝する」
「これがどれだけ危険なことかわかってるのか!」
「私も初めて召喚した。リスクについては師から聞いている。貴様らを八つ裂きに出来るなら甘んじて受けよう」
こいつ……もう影響を受け始めている。
召喚した際に何らかの契約が行われる。
恐らく今回は俺達を殺すと言ったところだろう。
それに対して生贄を捧げるのだが、悪魔と繋がることで精神が汚染され負の感情が増長される。そして悪魔の使徒になり悪魔に操られ最後には魂を取られてしまう。
「アアアアァァァウォーーー」
ダズを含めた周辺に居た誘拐犯が突然苦しみだす。
「いかん!風太ーー二人を守れーー」
俺は叫ぶように風太に声をかける。
「任せておけ!」
風太からオーラがあがり、呪いを弾く。
デビルロックは近くの人間に何らかの悪影響を与えるオーラを放っている………………呪い
「レイチェル!君も離れるんだ!」
「ん?あ〜僕は大丈夫、対策は打ってるから心配しないで僕も手伝うよ!」
「ホントか?」
レイチェルは縦に首を振った。なら良し!
俺は悪魔の前に立ち、向かい合った!
近くで見るとよく分かる。身体の周りにより強い呪いのオーラが纏わりついている。無闇に触れば囚われる。
『一文字 一閃』
攻撃が当たりデビルロックが叫ぶ、ダメージはある。ただ効果が薄い。かなり当てないとダメだな!
デビルロックの雰囲気が変わった。
口から炎を吐き出す。
『破魔のふで払い』炎を消し去る。
『一筆書き一閃 乱』
筆の乱れ書きによる連続斬撃…………「え⁉」
こいつーーオーラを高めてダメージを軽減しやがった!
デビルロックは腕を振り上げ殴りかかってきた。
それ程早くはないので躱すことはできたるが、
「あんまり良くねーな!」
こいつが居るだけでこの空間に呪いが滞留してここに居るだけでもダメージになっちまう。さらに攻撃をするために腕を振るとより早く。つまり長居するわけには行かない。
「ね!ね!僕もなんかして良い!」
俺の袖を引っ張るレイチェル
「レイチェルなんかいい方法でも?」
「うん!まかしてまかして!」
レイチェルはポケットから三つの色違いの玉を出し、その玉をデビルロックを囲うように投げる。
地面に当たった玉が割れると魔法陣が展開
「それじゃー行こうか!
赤∶豪炎の火、青:渦巻く水、白∶輝く光
三位一体、混ざりて新たな力を生み出せ!
…………『ホーリーフォグ』」
デビルロックの周りを光る霧が囲い「シューーー」とした音と共にデビルロックが苦しむ声が聞こえる。
「これであいつに纏わり付いている瘴気は消えた。あとは頼んだよ!蒼字」
俺はニヤリと笑みを浮かべる。
「レイチェルやるじゃん。良いとこ貰ってくけど今回の勝利はレイチェルのおかげだ!」
蒼字の言葉にレイチェルは 嬉しくなりニヤニヤしてしまった。
『一筆書き一閃 乱』
デビルロックに斬撃が炸裂、しかしそれだけでは倒しきれなかった。さすがゴーレム、タフだね!
しかし既に慢心相違なのだろう。ふらついている。
「出てきたばかりで悪いがさっさと消えてくれ」
筆に力を溜める。
「魔を退ける白き浄化の華!黒き闇を消し飛ばせ!』
……………『斬魔白華印』
斬撃により描かれた白刃の華が咲き乱れデビルロックを浄化していく。
「バカな!悪魔を退けただと!」
たじろぐ魔術師を風太が思い切り頭を叩き地面にめり込ませ沈黙した。
「オニィターン」
シーちゃんがぶつかるように俺の足にくっついた。
「大丈夫だったか?」
「うん!おねーたんが居たから怖くなかった!」
「お〜偉いぞ〜」
それではモフモフタイムと行きましょうか!
「おい!あんた」
あ!そうだお姉ちゃんが居たんだっけ!
「あ…えっと君も大丈夫だったか?」
「うん……大丈夫、わたしの名前はシズナ助けてくれて………ありがとう!」
「いやいや良いってことよ!シズナちゃんも怪我がなくって良かった」
「はい!………カッコよかったです!」
「へ?」突然の一言に意味が分からず変な声が出てしまった。
「突入」
突然衛兵が室内に入ってくる音が聞こえる。おかしいな?呼ばないはずだったと思うけど、ま〜倒したあと呼ぶ予定だったから手間が省けてよかったか!
「君達動くなよ!」あれ?あの人確か!
「サクさんお久しぶりです!」
「…………ん?君は確か以前冒険者に絡まれていた……蒼字くんか!」
「サクさんすごいですね!まさか名前まで覚えているとは」
「職業柄身に付いた特技だよ!ってなんで君が、ここに居るんだ!人攫いがここに居ると通報があって来たが、まさか君達か」
「いやいやいや違うから」
これはまずいと全力で反論する。
人質のシズナちゃんとシーちゃんが便宜を図ってくれたからなんとか捕まらずにすんだ。
「そうか!良くやってくれた!後のことは任してくれ!こいつらには事情をしっかりと聞かないとな。それに悪魔を召喚するなんてなんて事をしやがる」
「やはり悪魔召喚は大罪なんですね!」
「当たり前だ!大量の人間を生贄にするんだぞ。それに過去にはそれで町がいくつも壊滅したこともある。それ程危険なんだ!今回は大事に至らなかったのは運が良かっただけだ」
サクさんは凄く厳しい顔をしている。
まるで過去に何かあったように!
この後、ダズ達は捕まり衛兵に連れて行かれた。ただし悪魔による精神汚染を受けしばらくはまともには喋れないとのこと。俺達は後日話を聞くことがあると思うので呼び出しがあるが今日は帰って良いと気を遣ってもらった。
早くシナさんを安心させないと!
当然のことだけどシナさんは娘達が無事に帰って来たことで安心し号泣娘達ももちろん怖かったはず、こちらも涙を流しお互いに無事なことを感謝していた。
俺達も今日はクタクタだ!本当は祝勝会だったが後日にすることにし帰宅する。
「それにしても人質までとって店をぶん取ろうとするなんてやり過ぎだろ!どんな奴だよ!」
「あの〜蒼字さん蒼字さん会ったことありますよ………」
「ん?俺そいつに会ったことあるの?」
「そいつの名前、ペロスです。前、商業ギルドに行く途中で親子を助けた時の……」
「あ!あいつか!」
何となくだが嫌なヤツを思い出した。
ご愛読して頂いた方本当にありがとうございます。
戦闘シーンを書くのは難しいですね!
自分の中ではわかるんですけど、読まれている方には
どうなんだろうと良く考えます。
今後も頑張って行きたいと思います。(*´ω`*)
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よろしくお願いします!(◡ω◡)」




