表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩のようなものたち

カメラ

作者: 暮 勇

 突然だが、カメラが欲しくなった

 理由は至って単純だ

 その一瞬一瞬を

 保存しておきたいから


 ただ、気になる事もある

 カメラを構えた瞬間に

 切り取りたい”今”は過ぎてゆき

 ファインダーをのぞいた瞬間

 ”今”とわたしの間は隔てられる


 そんな事が心配ならば

 流れ過ぎてゆく過去を追いかけるより

 カメラという盾を構えるより

 この二つの眼で

 匂いを嗅いで

 風を肌で感じ

 新鮮な”今”を全てを五感で感じ

 頭に焼き付けよう


 例え色褪せよとも、忘れない様に


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ