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役立たずの最強治癒(?)使い  作者: やきにく
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カジノへ

 朝日が昇り始めると同時に目が覚める。


 大きく伸びをし周りを見渡すとユウヤは寝言をいっている。


「よろしくお願いします。よろしくお願いします。よろしくお願いします」


 .....。



 夢の中でも握手会しているのか、ストレスで倒れなければいいが。ただ握手会の効果も着実に出ているのかユウヤ達の戦闘では毎回満員になるほどだから大したもんだ。利益を得てるのがミラのみなのがどうかと思うが。


 ふと視線を流してその張本人を探してみるもミラの姿が見当たらない、セツナもベッドにいない。


 カジノ!っとも思ったがまだ朝早いので開店すらしていないはずだ。



 するとシャワールームのほうで声が聞こえる。



 俺は、何をしているのかと耳をすませながら近づく。


(覗こうとかそんな邪な考えではないぞ。なにをしてるのかを心配のために確認するためだ。そう悪意はない。悪意はない。たぶん)


 おそるおそる近き、耳を扉に当てる。





「ミ、ミラさん、ソコはダメ.....ダメです。よ、弱い、弱いところそんなところ触っちゃダメです〜」


「正直になったほうが楽になりますよ。ほらほらほ〜ら」


「や、やん。も、もうダメ。ギブアップです〜」


「フフフッ。楽になっちゃいましたね。もう一回ヤッてみますか?」



 .....!!!!!!



(な、なにをヤッているんですか!?二人で何やってる!?いかがわしい!リーダーとしてこれは見過ごせない!メンバーの状態を気にするのも仕事だからな!)



 さらに聞き耳を立てる。

 そう俺の耳はどんな音も聞き逃さないゼ!研ぎ澄ませ神経を!感じろ振動を!この瞬間を逃がすな俺!


「ハァハァ。ミラさん。わ、私もう我慢出来なくなってきちゃいました」


「フフフッ、セツナさんもですか。私もです。そろそろ二人でイッちゃいましょうか?」


(な、な、な、なにを!?)


<バタンッ>


 前乗りになった俺の体重に負け、扉が突然開くと、そのまま身体ごとシャワールームに倒れ込む。



(ヤ、ヤバイ!)



 俺は目をうっすら開けて弁明の言葉を瞬時に考える。




「ん?」




 シャワールームには着替え終えたセツナとミラがトランプのようなカードを使い何かしている。


「あっ、お兄さんおはようございます。そろそろカジノに行きませんか?」


 まだ早すぎてやってませんけどね。


「真さん、なんで顔が赤いんですかぁ〜?」


 ミラがなにかを悟ったように小悪魔な目線を向けてくる。


「な、なんでもない。朝起きたらいなかったから心配したんだよ」


「ふぅ〜ん」


 と、視線をズボンのほうにチラッと向け再度ふぅ〜んとクスクス笑われる。


 あぁ〜。一番嫌な奴に弱みを掴まれた気分だ。



 そんな中ユウヤが目を覚ましたのか後ろからおはようと挨拶してくる。



 俺は一つ咳をし、何事もなかったように挨拶をして準備を始める。こうして俺たちは朝イチからカジノの開店に合わせて部屋を出た。


なんとなく予想出来てると思いますが、この二人が何をやっていたのかは今後出てきます。

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