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役立たずの最強治癒(?)使い  作者: やきにく
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ミュール1

 入門手続きをする。

 門の前にはいくらか列になっていた。

 並んでいる列を見ると威風堂々とした人か、かなりの品の良さを放っている馬車などだ。ここまでこれるのは高レベルの冒険者か、それを従えた貴族なのだろう。



 手続きといっても人数と目的、あとは変な装置を通るだけだったのであっという間に手続きが終わる。



 入門すると目を驚かせた。


 山頂に建てられたらしいが、そこには豪華絢爛とした都市が広がっていた。


 色とりどりのレンガでとても整備されている地面。


 煌びやかに光る灯。


 真っ直ぐに伸びた道通りには、様々なお店が立ち並び盛況をしている。


 所々で優雅な馬車が駆けている。


 鍛冶町は熱い雰囲気があったが、この都市は優雅な雰囲気がある。

 治安もかなり良さそうだ。




 俺達はひとまず宿を探す。今日のところは滞在中の宿の確保と、この都市の情報を集めて本格的に動くのは明日からだろう。



 そして宿を探しているとランクがあることに気づく。ランクといっても底辺のランクではなく、ひたすらに上等なほうへのランクだ。

 超高級ホテル、高級ホテル、上等な宿、普通の宿といった感じにだ。

 俺達四人の宿泊費が一泊それぞれざっと

 超高級ホテル 40万ゴールド

 高級ホテル 4万ゴールド

 上等な宿 1万2000ゴールド

 普通の宿 4000ゴールド

 くらいだ。

 鍛冶町の宿泊費が四人で2000ゴールドなので、安く見える普通の宿ですら倍の値段だ。



 今後どうお金が掛かるかわからない以上ロイさんに包んで貰ったお金はしっかり管理していかなければな。

 超高級に平然と入っていこうとする駄女神を引きずって普通の宿へ向かう。



 今回は女性陣が不安すぎるので皆で一室のみだ。節約どうこうではなく、負債神と残念天才魔法使いが秘密裏にカジノに行かないか不安でしょうがないのでこの形になった。



 部屋に入るとそれぞれ出掛ける準備をする。


 子供と女神と変態武器マニアは、特に異性を意識することもないようでせっせっと準備をしていく。

 平然とシャワーに行き、汗を流してラフな格好で戻ってくる。

 特にセツナの湯上がりの姿にドギマギしてしまうのは俺が意識しすぎなのか?


 マズイマズイ。そんなこんなで眺めていたら大分遅れてしまった。俺も皆に遅れないよう急いで準備に入ることにしよう。


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