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役立たずの最強治癒(?)使い  作者: やきにく
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近接武器完成4

「あっ、起きた。おはよう」


 目を開くとセツナの顔が目の前にある。



 あぁ〜。言いたいことはたくさんあるが何を言おうか.....。



 そんな俺の考えを無視してセツナが口を開いた。

「あのですね。実は斬輝の杖の材料でですね。

 非常に言いにくいんですけど、ダンの工房から拝借したものがあるんです。

 その〜。実はそれがあの〜」


 すごい言いにくそうだ。ものすごく嫌な予感がする。


「ダンの秘蔵コレクションからいただいてきちゃいました。もう加工しちゃって戻せないので一緒に謝りに行きませんか?」



(あぁ。拝借とか秘蔵とか絶対マズイよ)




 なんで勝手に持ってきたんだよといっても、どうしても必要だったと言われたら作ってもらった立場上強く返せない。


(セツナはセツナで最高のものを作りたかっただけだしな。最高かどうかは怪しいが.....なにせ10秒という時間制限つきだし)



 ルナさんは説教するかと思ったが、悪意がないのとセツナの性格がわかっているのだろう。私も一緒に謝りに行きますと言ってくれた。






 こうして俺達三人はダンの工房を目指す。

 はぁ〜。足が重いのは先程のMP切れの影響なのか.....。






 工房に着くとダンがセツナの首根っこを掴み奥に行ってしまった。

 俺達もすぐに後を追いかける。



「セツナよ。言いたいことはわかってるよな」



 セツナの顔が引き攣っている。


「やっぱりバレちゃってます?」



 俺達もすぐさまフォローに入る。


「親方さん、セツナは俺の武器を作るためにどうしても必要だと思って我慢出来なかったらしいんです。責任は俺にもあります」



「ふむ。お前らを紹介した儂の責任でもあるわけか」


 そんなことことは言ってないですよ〜。


 俺が心の中で思っていることを、ルナさんが丁寧に伝えてくれている。



 セツナをチラッと見るとその調子です。みたいな顔でこちらを見ている。

 親方はそんなセツナの顔を見てため息をつく。


「はぁ〜。まあいい。どうせ加工しちまってるんだろ。そこは材料にした石の金だけ払えば許してやる。

 そこまでやったんならそれなりのモノ作れたんだろうな」


 セツナは自信満々で親方に胸を張っている。


 そしてなにやらプレゼンを始めた。




 この輝き!

 この艶感!

 ここの魔伝率!

 注目はここの形状!

 そしてここの.....



 遠目で聞いているだけだが、かなり熱く語っている。



 しかしそんな熱心なプレゼン最中に外から突如大きな音と悲鳴が聞こえた。


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