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REAL GAME  作者: 野澤 ちか
9/77

第3話

僕たちが選んだ道は


想像していたものより過酷で厳しいものだった。


何故ならゲームなのに負けたら死ぬかもしれないのだから。













中央に黒いロングワンピースを着た女性が現れた。


「1回戦はフルーツバスケットです」


…は?


「フルバってあの…?」


正直、拍子抜けした。


フルーツバスケットと言われて意味が通じるのは1/10もいないから、まだ空気に緊張感があるけど




何をやらされるか未知だったから最悪、殺し合いを想像していた……




「ではルールを説明させて頂きます。これから配る紙にフルーツならバナナ・リンゴと言ったように、お題として出された種類に関連するものを字で書いて下さい。ただし見せる前に、ランダムで選ばれた代表者は自分が書いたものの特徴を1つ言わなければなりません。代表者以外はその発言により、変えてもOKです。そして、その代表者が前に出て自分の書いたものの名前を発表します。もしそれを書いたものが1番多ければ、その方々全員が敗者です。また誰もそれを書いてない場合も代表者だけが失格となります。代表者はヒントを出した時点で変える事は出来ないので、ご了承下さい。また字を書く時は機械が操作してくれるので心配いりません」




人と考えが同じ過ぎても、違い過ぎてもダメ……



「ではお題を発表します。お題は動物!制限時間は1時間。40分後に代表者が前に出ます。それでは考えた人からネームプレートを配るので前の部屋に来て下さい」



そして、ゆっくりと息を吐いて


「ゲーム、開始!」










──始まった。


1000人が命を懸けて争う、究極のゲームが……

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