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フクロウ令嬢と狼公爵  作者: おはよう


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30/67

幕間Ⅶ


中央神殿の聖堂には、ぎっしりと観衆が詰めかけていた。

皆の視線が向かう先には、今日の主人公――


セルディアン・ルヴァルティエ公爵。

アナイス・セリオン侯爵令嬢。


ふたりは寄り添い、何かを囁いては微笑み合っている。


その光景が目に入った瞬間、場にどよめきが広がった。


「“黒狼”が笑っている……」

「なんて美しい令嬢だ」

「まるで絵のようなお似合いのふたりだな」


賞賛と驚嘆が渦巻く中、ただ一人――

女が、強く爪を噛みしめていた。


(許さない……許さない許さない許さない……!!

どうして……どうして“あんな女”が、公爵様のと!!)


嫉妬と執念を孕んだ黒い感情が、じっとりとその身にまとわりつく。

だが、仄暗い気配を放ちながらそっと席を立つその赤い髪の後ろ姿に、気づく者は誰ひとりいなかった。



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