プロローグ
魔王降誕から10年。
世界は人間と魔王軍の対立によって戦乱の世と化していた。
この世界には転移者、もしくは転生者がいる。
通常であればこの世界には産まれることの無いそれは、人間どころか魔王軍の大抵の戦力よりよほど協力な力を持っていた。
このままでは魔王軍が劣性にたたされてしまう。
しかし、この世界で最も格の高い神は、それをヨシとしなかった。
彼ら転移者、転生者の多くは人間に味方する神が送り込む場合が主であった。
この世界の人間が自力で編み出した方法で呼び込んだのではなく、世界を俯瞰する神の介入は違反では無いものの平等とは言えなかった。
この世界の最も格の高い神は平等であった。
彼がこの世界に天使を作るとき、同時に対となる悪魔を作った。そういった考えを持っていた。
ゆえに彼は幼き魔王に尋ねた。
『汝、如何なる強さを望むか?』
「神が人間のために呼んだ転生者や転移者に匹敵する力を持った存在をください!」
神は彼の願いを聞き入れこう答えた。
『よかろう!ならば汝に転移転生者調教オークおじさんを授けよう!』
こうして魔王軍は転移転生者調教オークおじさんを手に入れたのだ!
「おじさんはねぇ!」
「君みたいな強い力を持ってねぇ!!」
「調子にのってる転生者をいじめるのがねぇ!!!」
「大好きなんだよッッッ!!!!!!!!!」
めでたしめでたし。