ていくわん
昔々ある国に野心家の将軍が居ました。ある日将軍は国王を暗殺し、一人娘の王女を傀儡の女王に仕立て上げ国政を牛耳る事に成功しました。これは国政を牛耳った将軍が国を好き勝手にするお話です。
ていくわん
将軍「ついにやったぞ、私は国王を暗殺して王女を傀儡の王座に着け国政を牛耳る事に成功したぞ」
副官「おめでとうございます、将軍」
将軍「うむ、しかし国王の正体には驚いたな」
副官「そうですね。まさか魔法でハゲ、デブ、ブサイク顔を隠していたとは」
将軍「ああ、王の寝室に押し入ったら驚いた見たなーと言って襲いかかってきたな」
副官「大きな棍棒を振るいながら見たなーと言って襲いかかってきた時は驚きました」
将軍「もっとも私にかかれば一刀両断だったがな」
副官「流石です将軍。国王を真っ二つにしてしまうのですから」
将軍「その死体を王女に見せた時の王女の顔も見ものだったな」
副官「はい、何しろ座り込んで泣き出してしまいましたからね」
将軍「その後、次の王は王女だと後見は私がすると言ったら素直にうなずいたな」
副官「逆らったら次は王女の番だという無言の脅しが効いたのでしょう」
将軍「これで私は摂政となり国政を好きに出来るぞ」
副官「おめでとうございます。将軍」
昔々ある国に一人の将軍が居ました。将軍は国王が魔物にすり替わっている事に気づくと魔物を退治して一人娘の王女を王座に着けました。それから将軍は摂政となり王女を支えました。将軍はとても強かったので皆将軍を恐れて逆らいません。将軍に守られた王女様はその後誰に脅かされる事も無く健やかに過ごしました。