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-53- 童謡(どうよう)

 文明が進み、世の中が科学一辺倒となった今の時代、なぜか童謡どうようが心をくすぐるのは何故なぜだろうか。それは、長閑のどかでゆったりとした時の流れがあったよきあの頃を、想い出すからではないのだろうか。

 二人の老人が閑静かんせいに流れる川の土手道を歩いている。

「あの頃はようございましたな、曽根崎さん」

「ええええ…あの頃はようございました。今のこうですと♪蛍の宿♪ですかな?」

「そうそう…♪ほぉ~たるぅ~のぉやどはぁ~ かわばたぁ~やなぎぃ~♪でしたか」

「はい、そうでしたな…」

 聴くにえない音痴な声で歌い出した峯尾みねおを、歌うなっ! とも言えず、曽根崎は我慢して思うにとどめた。

「曽根崎さんも一曲、いかがですかな?」

「はあ…。ではっ! ♪なのはぁ~なぁ ばたけぇにぃ~ いぃりぃひぃうすれぇ~~♪」

 歌い出した曽根崎の自分以上に音痴な声に、峯尾は上には上がいるものだ…と思いながら、我慢して聴いた。

 しかし、童謡はいいものである。^^ 


                  完

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