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-40- やらねばっ!

 日々、暮らしていると、どうしてもやらねばっ! と、思うことがある。そのときやっていることがあると、まあ、あとからでもいいか…と気になりながらもあと回しにすることが多い。そうこうして、やっていることが済んだとき、すでに時間がない場合がある。次の生活時間に追われている・・という場合だ。さて、そのとき、どう対処たいしょするかだが、これは人それぞれで、当然、ことなってくる。

 とある家庭の一場面である。

「あなたぁ~~!! ご飯よぉ~~!!」

「分かってるぅ~~!!」

 おっとつまの声がかかる前にキッチンへ向っていたのだが、ふと、やることを思い出し、それをガサゴソと居間でやり出したとき、妻の声が飛んできたのである。夫は、やらねばっ! と意気込むと、そのまま続けた。

「なによぉ~~! ちっとも分かってないじゃないっ!!」

 いっこうキッチンへ来ない夫にごうやした妻は、プツプツと小言こごとを言いながら居間へやってきた。

「それはそうなんだけどな…。お前、ここへ入れておいた小物入れ、知らないかっ?」

 夫は居間の押し入れを開け、四つんいの姿勢で頭を暗闇くらやみへ突っ込み、ガサゴソとやりながら言った。

「小物入れぇ~? そんなの、知らないわよっ!」

「そうかぁ~? 妙だなぁ~~?」

「あっ!! 思い出したっ! この前の掃除のとき、外の物置に入れたわっ、確か…」

「なんだっ! そうか…」

 夫は動きを止め、押し入れから出た。さて、その後、夫はどうしたかである。夫のやらねばっ! と食欲のせめぎ合いが夫の頭の中で錯綜さくそうした。結果は水入りのあと、やらねばっ! の浴びせ倒しの勝ち・・であった。まあ、この夫のやらねばっ! は横綱の食欲には、まだまだ・・という程度の強さということになる。やらねばっ! 頑張れっ! と応援したい。^^


                   完

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