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-23- 期待感

 暮らしの中で日々、過ごしていると、誰にも、ああなって欲しい…とか、こうなって欲しい…とかの期待感が生まれる。ただ、世の中は無情にもその期待感を達成させず、うち砕いたり、無意味にさせたり、ときには失望にも変えてしまうのだからこわい。

「いや~、上手うまくいくと思っとったんですがね。そうは問屋がおろしませんっ!」

「卸さなかったですかっ!」

「ええええ、そらもう、卸さないどころか、入り口に本日は臨時休業の張り紙ですわっ!」

「ははは…そりゃ、お気の毒なことでっ!」

「いやまあ…。お気の毒、と言われるほどの期待感は抱いとりませんでしたが…」

「ダメもとくらいの?」

「はあ、まあ…」

「それくらいで、よかったですよ。ぅぅぅ…と泣きの涙の期待感もありますからなっ!」

「はあ。まあいずれにしろ、期待感は低い方がよさそうですな」

「確かに…」

 この男の残念だった期待感は20%引きの売れ残りパックの存在だった。

 期待感にはセコいのもアリなのである。^^


                   完

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