種まき
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学校の帰り道。信号待ちをしていた時、目の前に黒塗りのセダンが止まった。窓が開き、パウロが顔を出した。「お久しぶりです。緊急な要件でお迎えに上がりました。お乗りください。」久しぶりって、前に会った時から一週間もたってねーじゃん。それに、なんだ急な要件って?まさか、じーさん、死んだんじゃないだろーな!まさかな。。。 「で、何だ?緊急な要件て?」「大ボスが御亡くなりに。先日、下部組織が雇った殺し屋に狙撃されました。その時、大ボスがこれをボスに届けるようにと。」うわー。あのじーさん死んだのか。「何だ、これは?」「以前から大ボスが準備していた計画です。我々はこれを神の計画書と呼んでいました。これを元にボスに実行していただきます。」「やるのは良いが、大分変更と付け加えることがある。最終的には、じーさんイヤ大ボスの目的と一緒になるからいいか?」「大丈夫です。大ボスは 、自分が信じる道を行けと最後に言い残していかれました。これから、我々をよろしくお願いします、メシア」すぐに、実行したいことが一つだけあるんだが。ダメもとで聞いてみるか。「、タイムマシーン持っていないのか?」まー、あったらすごいけど。「はい、大ボスの指示で開発しておりました。もう少しで完成いたしますが?何に使われるのですか?」あるのか。。。まぁあのじーさんならやるかもとは思っていたが。。。。「現代で計画を実行する前に、過去に戻ってやることがある。これは絶対に神の計画書を進めるにあたり、必要なことだ。完成を急がせろ」「了解いたしました。」「それから、日本支部の諜報員をすべての任侠団体に潜らせろ。後々のためにな。」「分かりました。すぐに手配いたします。それから、大ボスのマフィア幹部が会いたいと。大ボスが殺されたので、その後のことについて話がしたいと。飛行機も手配しますが、よろしいですか?」「分かった。頼む」
パウロが部下に電話で伝えているのを見ながら、死を覚悟せねばと思う長正であった。




