軽いジョブっすよへへ
俺は葛男ねるみち、友達からはクズって呼ばれてる。
そう、俺は自他ともに認めるクズ
KING OF KUZU だ
将来は働きたくないし、不労所得で暮らしたい。
しかもいい思いはしたい。ゲーム楽しくしてたら金入んねぇかなあ。
そして今日、高校からの帰り道俺は1本のゲームを入手した！今日から稼働するゲームだ！タイトルは忘れた！
めんどくさいことは言わない！帰ってすぐゲームを始めて18時からのゲームスタートに備えないと！
よおおおし！
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キャラ設定はオートマと。スタートダッシュ切れるからこうする。大体、キャラ設定如きでチート的な個性なんか出るわけないだろ！と俺は思っているからパスできるならパスする。そしてキャラは俺にソックリになる、と。
ぶっちゃけ極度の不細工だが気にはしていない。
さぁ、ダイブだ！
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とても美しい街が眼下に広がる。中世ヨーロッパみたいだ。でもどうでもいい。ホロなんちゃらっていう都市らしいよ。
そう言えばこれは没入型VRゲームだ！言い忘れてたが。一応ベータ組の情報は調べた。まぁ、この手のゲームにあるように大体のことは出来るらしい。
やることは決まってる。交易都市に向かう。乗り込み馬車で！
しかし、金は初期資金でボーナスといってもそんなにない。何せ運賃が高すぎる。まぁ護衛とかつくから妥当かなと思えばその程度だが。
じゃあどうするか。
こう(強盗)するのさ！
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手順1 何も知らなそうで優しそうなプレイヤーを見つける
手順2 顔をフードで隠して、特殊クエストが出ました！私はそれを伝えに来たNPCです！みたいな感じで人気のないところに誘う
手順3 殺して金を奪う
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まぁだいたい10分くらいで終わったかな。
日頃からこういう汚い行い慣れててよかった〜。
もちろん現実ではこんなことはしません。
とりま3人やれた。これで片道分の交通費は稼げた、と。
あとは官憲に捕まったり、プレイヤーに恨まれないように手の届かない交易都市へGO。ほとぼりが冷めるまでこの街には戻ってこれねぇな。
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着いた。
さぁ
乞食をしよう。
