悪役令嬢に転生した元魔王、婚約破棄されたので戦争します
「お嬢様、朝でございます」
「うるさいな、魔王にむかって...」
ん...目を開けると見知らぬ天井
柔らかいベッド、そして執事がいた
私はゆっくりと自分の手を見る
白い、細い
「...女?」
鏡をみる、そこには金髪ロールの令嬢がいた
私は勇者に討伐されたはず、まさか...転生?
執事「お嬢様、本日は婚約者がお越しになります」
...婚約者?
〜〜〜
婚約者「ペリンチョ、お前との婚約を破棄するっ!」
王子が高らかに宣言する
周囲の貴族がざわめきだした
「理由は明白だ!お前は平民である彼女をいじめたっ!」(あと名前がダサい)
隣には怯えた顔の女性
なるほど、これがヒロインか...
(私は悪役令嬢とゆうわけか、そして名前ダサいな)
「何か言い訳はあるかっ!」
王子が睨む
「言い訳?」
私は首を傾げる
「その必要はない」
周囲がざわつく
「何?...」
私は静かに口を開いた
「婚約破棄は敵対行為、すなわち戦争ですわ」
その瞬間、場の空気が凍る
「お嬢様、なんてことを言うんですかっ、相手はあのヴェルツ家ですよっ」
「私にそんな口を聞くとは無礼者が、ひっ捕らえろ!」
数十人の兵士が令嬢に一斉に迫る
「...イオナズン」
兵士「むはー」「どはー」「みゃー」
えっ?何が起こった?
床は爆破で粉々にくだけちり、兵士達は吹き飛んだ
「これが本来の私です」
王子が青ざめる
(まさかペリンチョにこんな力があるなんて)
「くっ、お前達行けっ」
兵士達が令嬢に複数の矢を放つ
「べギラゴン」
矢は一瞬で溶けて消えていった
「ジャスティンセレンスティア行けっ」
そう彼はジャスティンセレンスティア、世界一の剣豪と名高い戦士
「いくぞペリンチョ」(名前がダサいな)
はーっ、ジャスティンセレンスティアの巨大な剣が令嬢に襲いかかる!
キンッ、小指でそれを受け止める令嬢
「...遅いですわ」
「本物の攻撃、教えて差し上げます」
スッと手をかざす
『クインテッドフレア』
...次の瞬間、空間ごと消滅した
「まっまて、いやまってください」
「彼女の話は嘘だっ、婚約破棄もしないからっ」
震える王子を見下ろし、静かに微笑む
「婚約破棄、結構ですわ」
「その代わり...この国は頂きます」
その場の全員が膝をついた
「はっ、お嬢様に従います」
「お許しを...」
「やれやれ」
くるりと背をむける
「令嬢とゆうのも悪くありませんわね」
小さく笑う
「支配しやすいですし...」
悪役令嬢として、再び世界を手に入れる...
今度はもっと簡単ですわ...




