描く、夢
ジーンとキャリー、サーフェスは、お互いの持つ長所を使って集落に住む婆さんのもとを尋ねた。
「婆さん、ユシア02を蘇らせてくれ!」
「……いいけども……」
3人は、婆さんの言う素材を集めてユシア02をみごと復活させた。カタチは変われど、言動は破天荒な02だった。
───ぴぴぴ、危険信号!
ユシア02の目が赤く光る。
「ファイドラが宇宙兵器つかいます。ピンチ! ピンチ!」
02が言うと、婆さんが慌てた。
「いかん、あれは世界中の衛星を停める装置じゃ! 対となるユシア02で停めるしかない!」
どうやら、ユシア02のシュミレーターコードを使って、宇宙兵器を停める事が出来るらしい。
サーフェスのプログラム。
ジーンのシューティング。
それらを合わせて、宇宙兵器は、停まった。
◇
ユシア01は、ファイドラ社社長室の窓から月を眺めて言う。
「ファイドラ。私は完璧にこなしていますよね」
「……ああ」
「ファイドラ。私は貴方が造ったこの世界が好きです」
「……ああ」
01は、意識が薄れゆくファイドラを見ながら続けて言う。
「ファイドラ。私は、貴方が居ない世界を許せない」
「……ああ。すまないなぁ……」
ファイドラが流した涙を、01が拭う。
◇
「これからどうなるんだろうな」
ジーンが言うと、キャリーがタッチペンを持ち空に何かの絵を描いた。
「未来を描くのよ! 私たちで!」
端ではユシア02が蝶々を追いかけてくるくる回っている。とても世界を救った機械だとは思えない。
「描く。か……ジーンは何かのビジョンがあるの?」
サーフェスの質問に、ジーンはこう答えた。
「俺の夢。それは────」
ジーンが見上げた空は広く、そして可能性に満ちていた。
すみません!
強引に完結しました!
完成版を書くなら、もっと練ってからにします!




