冥王と侍【改訂版】

死ぬことで全ての責任を負うはずだった侍・八剣十兵衛は、死を司る存在に切腹を止められた。

「何故自ら死を選ぶ？」

死を司る存在でありながら【自ら死を選ぶ者の心】を知りたがる冥王と、侍として死なねばと苦悩する十兵衛。
地球から遠く離れた次元へ強制的に喚ばれた十兵衛が降り立ったのは、「他者の思い」をエネルギーとして消費する星だった。

他者からの思いの力が魔法を強くし、人々からの感謝と信仰が奇跡の力を強くするその星で、冥王と侍は旅をする。

これは、誰かの「生きてほしい」という願いが、世界さえ変えてしまう物語だ。

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かつて公募用にこちらの連載版【https://ncode.syosetu.com/n5308ho/】を改訂したもののブラッシュアップ版です。
平日7時半投稿予定。