表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

第6話 人類最強の男

??? 待たれよ。


??? 諸君からは魔石の魔力を感じる。

    手に入れてきたのだろう?

    ご苦労であった。

    しかし、申し訳ないがその魔石は

    我々、帝国が預かり受ける。








ゴ・リラ ・・・ハァァァァァァァァァ!!?? 

     何言ってんだてめぇぇぇぇ!!!!!!

     ぶち殺すぞ!!!!!!!!!


ゴロツキa 何様だてめぇ!!!!!

      嘗めてんのか!!??


ゴロツキc おい!!!

      こいつらやっちまおうぜ!!!!



ジェシー ワープまほ「魔封じ」


ジェシー (汗)



ハリカル あいつは・・・



ゴ・リラの攻撃

???にダメージを与えられない。

???が硬すぎてゴ・リラの拳はダメージを負った。

ゴ・リラは38のダメージ



ゴ・リラ ぐぉぉぉぉぉ 痛えぇぇぇぇぇ




ハリカル ・・・とんでもない大物が出てきたな。

    (冷汗ダラダラ)

     ゴリラ! 

     絶対勝てないから手を出すな!!

     そいつは帝国の勇者トルク。

     全ての勇者の中で1番強く、

     そして人類最強の男だ。



最強勇者トルク ゴリラ・・・ 

        そうか。東国の勇者か。

        他国の勇者を知らぬでは、

        知略に欠けた雄であったか。

        どの道、貴殿に魔石を活用する

        術は無いだろう。

         

ゴ・リラ くぅそぉぉうぅぅ・・・



勇敢青年 クソが!黙ってやられてたまるかよ!!


勇敢な青年は斬りかかった。




トルク 弱者の血で我が剣を濡らすことは避けたい

    故に、



ー勇者トルクは剣を抜き、縦にひと振りしたー




トルク 1度目は当てぬ。




勇敢な青年の真横を風のような何かが通り過ぎた。

彼は過ぎ去っていった物がどういう類の物なのか本能で理解していた。

頬を伝わる汗が滴り落ちる前に、彼は恐る恐る後ろを振り向いた。

そこには鉱山から地平線の彼方まで続く、大渓谷ができていた。





ゴ・リラ は・・・ははっ・・・鉱山が・・・

     双子山になっちまった・・・


ハリカル こ・・・ここまでとは・・・


ホームレス ぎゃああああああ うぎゃぁぁぁぁぁ

      いたい!! いたいぃぃぃぃ


ハリカル どうした!大丈夫か!!お、おいっ!

     1度目は当てないんじゃないのか!!!


最強勇者トルク ・・・


??? その人、ただの食あたりですよ。


ハリカル へ?


ホームレス ぬうぉぉぉぉぉぉ 痛いぃぃぃぃ

      腹がぁぁぁぁ うおぉえぇぇぇぇぇ 

      ゲロゲロブシャー


村人c うわっ!汚ねぇ!! 

    こんな時に吐いてんじゃねぇよっ!!!


ゴロツキa まぎらわしいんだよ!!!




??? 仕方ない。治してあげます。


聖女ユニル 異常回復魔法。 ポワワワワン




ホームレス はらがぁぁぁ はらがぁぁ 

      いた・・・ いたくない?治ってる?

      あれ?

      なんか無性に元気になってきたぞ?

      すげぇ!!何だこの力は・・・ 

      力がみなぎってくるぅぅぅ!!!!

      ヒーーー↑ ハーーーー↓

      別人になったみたいだ!!!

      ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

      ヒャッハーーーーーーーーーーーーー

      ーーー!!!!!!!!!!!!!


廃業武器屋 あいつ・・大丈夫か?


聖女ユニル この魔法は身体のあらゆる異常を

      取り除くものです。ついでに、

      しばらく異様に強くなります。


村人e ファーーーーーーーーwwwwwww

    いwwよwwうwwにwwつwwよwwくww



チャキ



??? 何がおかしい?


村人e す、すみません。すみません。

    お、おかしくなんてないですw ブフォww


聖騎士トーラ ユニル様を侮辱したな?

       死んで詫びよ


村人e ごめんなさいぃぃぃ 

    悪気は無かったんですよぉぉぉぉ 

    殺さないでくださいぃぃぃぃ(泣)


聖女ユニル トーラ、良いのです。

      許して差し上げて。

     (実際わたしもこの魔法は意味わからん

      からなwww)




ふよふよ   


??? Zzz Zzz すやぁ


ふよふよ




ジェシー わたしの魔法を封じたのは、

     この人よね。。

     何で寝てるのかしら・・・

     それも宙にプカプカ浮いてるし。

     寝ながら魔法を撃てるものなのかしら。

     きっと凄い力を持ってる人なんだろうけ

     ど。。。



ふよふよ


賢者アリマ Zzz フゴッ Zzz すやぁ


ふよふよ






トルク 諸君の力では魔王討伐は成し得ないであろ

    う。

    故郷に帰り、大人しくしているのが良い。


ゴ・リラ くそおぉ・・・俺の魔石がぁああ・・・


トルク 眠っている兵士を起こしてやってください


聖女ユニル 広域異常回復魔法。 パァァァ



フアーヨクネタ オイアサダゾ ココハドコダ オレハナニヲシテタンダッケ キョウモイイアサダナー ナンデオレハコンナトコロニイルンダ アレッテトルクショウグンジャネ

      



ジェシー (わたしの睡眠魔法が一瞬で・・・)



トルク その採掘した鉱石も渡してもらおう。

    帝国軍の調査中に部外者の侵入を許した

    とあっては、帝国の威信に関わる。

    何処の誰が見張の兵士を眠らせたのかは

    知らぬが。ジロッ


ジェシー (ひっ ・・・バレてる。。

      大丈夫かな汗)



廃業武器屋 くっ・・・ 苦労が水の泡だ。。。



トルク さて。

    それでは我々は目的物を持って帰還する。

    さらばだ。異国の勇者達。






ーー勇者トルク一行は去っていった


     愕然とする洞窟同盟の両雄達


    屈辱と無力感を抱え、

     胸にしこりを残したままではあるが、


      また会う日までと握手をかわし、

       再びそれぞれの道を歩み始めたーー








最強勇者トルク あの男・・・ 

        何処かで見た覚えがある・・・






そして、ハリカル一行はすぐに別の問題と直面する事になる。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ