『元サヤ』タグがしっくり来ない作者さん。『絆され』→『関係再構築』タグは如何でしょうか?
ども、元サヤはあんまり好きじゃない奴です。まあ、好きではないだけで、「絶対に読まないぞ!」という程嫌っているワケではありませんし。むしろ、面白ければなんでも読みます。
「君とは白い結婚になる」や「お前を愛することはない」からの溺愛が若干王道になりつつある昨今。
元々、主人公の恋愛的な気持ちが全く無い状態で婚約or結婚をし、婚約相手や結婚相手にいきなり上記のセリフを吐かれ、「なに言ってんだコイツ?」状態から、パートナー側の問題やトラウマなんぞを解決したり、心を癒したりして、山あり谷ありでなんだかんだあって主人公もパートナーに絆されちゃって、相思相愛的な感じのエンドを迎える……という話があると思うのですが。
そういう話に、「結局、現婚約者or現結婚相手とくっ付くなら『元サヤ』タグを付けてほしい」という方が一定数いるようです。
けれど、そういう話に「これって『元サヤ』か?」と、疑問を抱いて『元サヤ』タグを付けるのをためらっている、もしくは「これは『元サヤ』じゃないから付けたくない」と思っている恋愛書きの作者さん。
『絆され』→『関係再構築』というタグを付けるのは如何でしょう?
そもそも、一般的に『元サヤ』とはお付き合いや結婚しているカップルに、当然ながら恋愛的な感情が存在しており、一時的にしろ好意を抱いていて。お付き合いしていたか結婚していた二人がなんらかの理由で破局し、紆余曲折あってまたお付き合いを再開。または、一度離婚して同じ人と再婚する……という認識の方が多いのではないかと思うのですが、どうでしょう?
それを小説に置き換えると、そもそも主人公が相手に好意を抱いていない状態からスタートして、結局は現パートナーとくっ付くにしろ、元々主人公からの好感度(ラブな気持ち)は無かったから『元サヤ』という表現に違和感を持ち、『元サヤ』というタグを付けることをためらう方や付けたくないと思う作者さんがいてもおかしくないと思うワケです。
書き手側と読み手側の、『元サヤ』という言葉に対する解釈や認識の違いですね。
かと言って、現パートナーと『やり直す』、『よりを戻す』系の話が大嫌いだっ!! という方もいるので、「結局くっ付くなら最後まで読んで損したっ!? 『元サヤ』タグ付けとけ!」と思い、怒りを覚える方もいるようです。※場合によっては感想欄やコメント欄が荒れたり、毒者が湧いたりなどなど……
だったら、『元サヤ』タグではなくて『絆され』→『関係再構築』タグを付ければ、やり直す系が嫌いな方も「地雷踏んだっ!?」とはなり難いかな? と思いました。
婚約、ないし結婚をしている相手。けれど、最初は好感度無し。むしろマイナスからのスタート。だけど、相手のことを知って行く中で段々と『絆され』て行き、相手へ好意を持ち始め、現在の関係性を終わらせたくなくなって、『関係の再構築』を図り、やがて想い合って本当のパートナーへなって行く……のだと思うのですが、どうでしょう?
タグを付ける付けないは、最終的には作者さんの自由なのですが。「地雷踏んだっ!?」という読者側の事故? の、嘆きや怒りを少しでも緩和できるなら、『絆され』→『関係再構築』タグ付けのご一考如何でしょうか?
多分、感想欄が荒れるのも少しは予防する効果があるかもです。
「プロット? なにそれ美味しいの?」というタイプで、書けた話が作品になり、自分でも展開が全く予想できないぜ! という作者さんも、書いてる途中でこうなりそう……とか、こうなったかっ!? と、なった時点でタグを増やせばいいと思います。
なにせ、タグは取り外し自由ですので。予想や展開が思っていたのと違って来たらこっそりタグを外したり、ひっそり増やせばいいんです。
連載作品はナマモノですからね。あらすじもタグも、なんならタイトルも気に入らなければどんどん弄ってOK。※あまり頻繁にタイトルを変えたり、元のタイトルからの印象を変え過ぎると、読者は混乱しますが。
即変えられて、即反映されるのが、ある意味Web小説の醍醐味です。
では、善い執筆ライフを♪(*´∀`*)尸
読んでくださり、ありがとうございました。
タグ設定で、避けられる悲劇(地雷踏み抜き案件や荒ぶる感想欄案件、毒者発生)があると思います。完全にはなくならずとも、減らすことはできるはず!٩( •̀ω•́)و
タグ設定は、作者・読者共にある程度の自衛手段にもなります。( ・`д・´)
『絆され→関係再構築』よろしければ、カッコの中をコピペして自作品のタグへ貼り付けてお使いください。(*´∇`*)
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